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• 　参考書籍
  
  　エンジン、オートバイ、自動車に関する書籍はグランプリ出版、山海堂出版、内外出版社などから多くの書籍が出版されています。　以下の参考書籍以外にも多くの書籍があります。
  
  補足：
  基礎的な情報については、インターネット上のホームページの参照をお奨めします。　
  書籍を買うよりも分かり易いですし、安価です。
  
  英語の書籍は、amazon.co.jp, amazon.com, motobins.co.uk　等で購入できます。
  
  
  
• 　チューンアップ関係
  　

  HKS流 エンジン チューニング　 山海堂出版 長谷川浩之　著　 B5・240頁 ￥1,760-	エンジン・チューニングの基礎解説書。　 　 　現代のエンジンにおけるコンロッドの鏡面仕上げ、ポートの鏡面仕上げの意味。　 　最新のコンロッドでは、表面処理がされており、必ずしも、鏡面仕上げが強度アップに寄与しないケースも多い など、冶金技術についても記述。 　コンロッドの鏡面仕上げはエンジン内部でのコンロッドの空気抵抗の低減、コンロッドのキズのチェックを容易にすることに関して意味を持ちます。ポートの鏡面仕上げ は空気を流体として考えた場合には、むやみに微細な鏡面仕上げはガソリンの細粒化には効果が少ない場合があります。　ゴルフボールのディンプルみたいな粗さを残しておき、表面で 小さな剥離を連続的に発生させ、結果として流速を上げる方法もあります。 　ポート断面積の一定化、ポートの燃焼室への角度の方が重要とか、クランク・シャフトの曲がりチェックとか、 鏡面処理の意味、メタル・クリアランス のチェック等が記述されています。
  バルブ タイミング -エンジン性能の決め手- 山海堂出版 藤沢公男　著 　　 B5・216頁 ￥2,000-	バルブタイミングについての解説と調整方法についての解説書。 　OHV/OHC/DOHCで、ヘッドの面研を実施した場合のバルブタイミング変化とか、バルブトップ（バルブが最大に開いた時）の測定方法とか、カムスプロケット調整（カムシャフトの位置関係の補正、　2V-OHVでは、ノックピンの調整となる）とか、バルブタインミング関係のチューンアップをする場合の基礎情報が記述されています。　 　チューニングでは、バルブタイミング、ロッカーアーム比、バルブ傘径、ステム径、バルブ重量、タペット隙間、ポート形状、ポート太さ、ファンネル長さ＆形状により、エンジン特性が変化するが、この中でもバルブタイミングによる変更が、エンジン特性の変化に最も大きく寄与する、、、等が記述されています。
  トータル バランス チューニング　Vol. 4 出力向上のためのエンジン講座 フロムムック出版 AutoWorks 特別編集 A4・214頁 ￥1,238-	４輪のチューニング系の雑誌「AutoWorks」の特集をまとめたムック本です。　現在は Vol. 5 あたりまで出版されています。 　吸入系の考え方（流体としての空気の解析、吸入口のトランペット形状の効果、口径差の問題、鏡面仕上げの問題点）、燃焼室形状とバルブ形式（スキッシュの必要性/不要性）、ピストンリングの役目とか、チューニングを実施した場合の点火時期の遅角の必要性についてなど、基本的な情報が丁寧で解説されており、社外品の部品を購入する時、あるいは、自身でポート加工等と実施する時の、「やってはいけないこと」の教科書として良いと思います。　 　他のVolは、「出力向上のためのエンジン講座　Vol. 2」は4G63（ランエボ）、RB26（スカイラインGTR）、F20C（HONDA S200)のエンジン・チューニングであったり、他のボリュームは車体関係のムックであり、すべてのVolが参考になるわけではありませんので、購入する場合には内容を確認して購入 してください。

  　

• 　工具関係、ネジ、ベアリング関係
  
  該当書籍は見つけられていません
  
  ネジを締める時には、ネジ山、座面を綺麗にして、グリスを塗布してから、（エンジン内部等のネジでは、グリス塗布ではなく、オイル塗布か、脱脂の場合もあり）、規定の方法で、規定トルクで締め付ける。　指定箇所は、指定走行距離内で、増し締めする。　規定トルクは一度、ネジを緩めてから、締めなければならない、全ネジと、半ネジの違い、　などについて解説した書籍は見つけられていません。
  
  ベアリング、オイルシールメーカーのパーツリスト、カタログ、モトメンテ、自動車整備関係の雑誌も参考になると思います。
  　

• 　オートバイ関連
  　

  初心者のための基礎 と実際 モーターサイクル　 山海堂出版 ヤマハ発動機（株） モータサイクル編集委員会編著 B5・256頁 ￥2,913-

  オートバイのエンジン、ミッション、車体、電装に関する基礎書籍。各部の構造とかを理解するには良いです。

  　

• 　サービスマニュアル、パーツリスト
  
  BMW・ジャパンからは、CD-ROMセットとして販売されています。
  
  motobins（英国の通信販売サイト）からは、書籍（英語）として販売されています。　　A5変形版　　£25-
  
  サービス・マニュアルは、BMW以外からも２種類ほど、販売されています。　 写真が豊富に使われているのが特徴です。（ただし、いずれも、A4版と大きいので整備しながら見るのであれば、純正：英文のが使い易いです。）　　BMW BIKES  Archive VOL:3  2V-OHV は、分解写真、パーツリスト/価格（一部は載っていない）があり、重宝します。
  
  注意：
  　サービスマニュアルでは、各部の分解/組み立て手順、キャブのアイドル調整の手順、規定トルク、仕様は記載されていますが、Tips（例えば、キャブ調整の肝どころとか）は記載されていません。　
  　また、各部品の部品番号も記載されていません。　自分で整備/メンテ/消耗品の交換をする場合には、サービス・マニュアル、パーツ・リストを基本として、Tips（WWW、雑誌、ショップ・メカ、友人、ディラー・メカから）を合わせてチェックされることをお奨めします。
  　個人的には、一番面倒くさい方法が、最も正しい方法と考えた方が良いです。　例えば、左右の燃焼バランスを取るためには、バッテリー充電、タペット調整、点火時期調整、最後にキャブバランスを実施なさいとの助言と、取り合えずキャブバランスを実施なさいとの助言では、前者が正しいです。　
  　　　　
  
  
  
• 　歴史
  
  
  　

  Orginal BMW Air-Colled Boxer Twins 1950-1996  The Restorer's Guide　（英語） MOTORBOOKS Ian Fallon  A4変形 £24.99	2V-OHVの年代別の紹介、写真、ならびに、エンジンの変更点に関する記述が豊富。 　写真も年代別の車両を揃えるなど、レストアーへのガイドと謳っているだけのことはあります。写真だけでも見る価値があります。エンジン、ミッション、電装系、クラッチ、ブレーキ、ホイール等、レストアを実施する場合に必要となる基本的な情報が網羅されています。　 　この本を読むと、1981年以降のR80系、あるいは、モノサス以降のR80/R100のエンジン と、それ以前のエンジンは別物であり、1981年以前のエンジンは仕様の変更が頻繁であることとか、USA仕様のエンジンを購入した場合のフィーリングの違いの原因 とかが理解できます。
  BMW TWINS  The Complete Story（英語） CROWOOD Mick Walker    A4 £19.95	2V-OHV、4V-OHVに関する歴史の紹介、年代別には明確には記述されていません。　 　エンジンの変更点については記述はされていますがOrginal BMW Air-Colled Boxer Twins 1950-199　の記述の方がわかりやすいです。レース（第二次大戦前、コンプレッサー、エンデューロ等）の記述は、結構、詳しいです。
  Classic GERMAN Racing Motorcycles 　（英語） Osprey Pub Co Mick Walker  A4　　　　　 £14.99	コンプレッサー〜第二次世界大戦後のドイツ国内選手権〜マン島・レンシュポルツ〜サイドカーの時代のドイツのコンストラクター、メーカーのレーサーの写真、説明。　 この書籍で、Munch：ミュンヒがヘルムート・ファスからURS：４気筒プロジェクトを購入してレースをしていたのが母体であると初めて知りました。	<No Image>
  ワールドMCガイド7　BMW 株式会社ネコ・パブリッシング Mick Walker B5・175頁 ￥1,190-	2003年までのモデルの歴史が網羅されています。隔年ぐらいで改定されています。最初に読む書籍として適切です。2V-OHVについては、エンジン、ミッション、電装系等、仕様の変更についての記載はありません。
  BMW  モーターサイクル史 （日本語） ブルース・プレストン　著　 B5・200頁 ￥1,500-	掲載されている写真は少ないですが、日本語の書籍です。 Ｋシリーズ、4V-OHVも網羅されています。　2V-OHVについては、エンジン、　ミッション、電装系の変更点の概要が記載されています

  　

• 　その他　

　　　　４輪雑誌のオートメカニック（内外出版社）の増刊号には、約に立つものが多いです。　　
　　　　内容は、ほぼ、毎年、改定されています。
　　　　
　　　　カーメンテナンス　お助けBOOK　
　　　　クルマいじりのための自動車工学
　　　　etc
　　　　　　　　

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