Dry Battery
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  •  オデッセイ PC680

    バッテリーは、ドライバッテリーに変更。 余ったスペースに、MSD MC-3 をマウントしています。
    写真では、バッテリーのみを搭載、写真の手前側に、MSD/MC-3をマウント。
    現在は、秋月電子のドライバッテリーを使用。(2年間、使用中、問題無し)

    

 

  •  PC680の利点

    利点は、省スペース、転倒時の液漏れ無し、CCA( 再突入電流 )が大きいので、冬季の早朝のセルが元気に回ります。 バッテリー的には、連続20回ぐらいのセル始動が可能です。( セル的には良くないです。 また、数回のセルで始動しないの別の問題を抱えています。) 欠点は、高価です。 USAのサイトからの購入+航空便の送付では、¥2,5000-ぐらいになります。  MSDは、写真のバッテリーの下側( シートの右下 )にマウントしています。


     
  •  秋月電子通商のKoung Long製ドライ・バッテリー  

     ドライバッテリーとしては、UPS用のドライバッテリーの方が販売量が多く、安価です。 レーシング用とか、4輪用として販売されているドライバッテリーで、KOUNG LONG社のドライバッテリー(PC用のUPS電源としてドライバッテリーを販売)を使用しているケースもあります。  ドライバッテリーの電解液は、ゲル(あるいはコロイド)状の電解液を使用しています。 満充電かどうか端子電圧(オデッセイは開放電圧)で判断することとなります。  ドライバッテリーの特長は、(1)CCAが大きい、完全放電からの復帰回数が規定されている。 300回ほど。 ちなみに、通常の鉛蓄電池を完全放電させると、復帰させることは困難です。
     
    PC680
    端子電圧:開放 (V) 充電(%)
    12.84 100
    12.50 75
    12.18 50
    11.88 25
    PC680の充電に関する規定
    充電時の最大電圧 15V以下(充電率100%に近くなると端子電圧が上昇)(*)
    補充電 1.25Aの充電器を推奨
    完全放電した場合の充電 10A-2時間、あるいは、20A-1時間  
    (80%~95%まで充電されます。)
    この後、1.25Aで補充電して、100%充電する。

    完全放電したPC680の端子電圧:11.5V

    エム・ツー販売(http://www.m2-hanbai.com/)のD_comバッテリーは、規格、外観を見ると、WP12-22と同じ様な気もします。  D-comバッテリの取り扱い説明書では、充電に関する規定は (*) だけが記載されていますが、他の規定もオデッセイと同等だと思います。 実際に満充電した端子電圧:開放も同等の値です。
     
     UPS用のドライバッテリーはケースの堅牢性、耐候性が悪いので、荷作り用のビニルテープ、ゴムシート等で補強して使用するのも方法です。 (own risk であることは言うまでも無いです)
    秋月電子通商(http://akizukidenshi.com/)  WP22-12   ¥5,200-

     

  •  ドライバッテリー使用時の注意

     
    1 充電状態は端子電圧で管理します
    2 15V以上を印加してはいけません(過充電となります)
    3 100%充電のドライバッテリーでは、2,000rpmでも、GENランプが薄く「点灯」(*)
    4 ドライバッテリー使用時には、デジタル電圧計を追加して、電圧をモニターすることを推奨
     
    (*) 充電が100%となると、端子電圧は14V近くとなります。従って、オルタネーターの出力が13.6V以上になるまでは、GENランプが点灯します。

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