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キャブレターのフロート・ニードルを交換し、マニュアルに記載されている方法で調節しても、エンジンの調子が良くならない場合があります。 以下の方法で調整すると正しく調整できます。

キャブをエンジンにつけた状態で、ガソリン・コックをOFFにして、キャブのフロートボウルを外します。
次に、フロートを手で持ち上げます。 燃料コックを開けてゆっくりとフロートを下げていき、燃料が流れ始める位置をチェックします。二つのフロートを接続している金属部分かフロート本体に鋳込まれた線と、フロート室の取付け面とが平行になっていればOKです。  ただし、ニードルバルブを動かすタブがニードルと直角になっていない場合には、まずこちらを修正してからフロートの線とフロート室取付け面が平行になるよう調整してください。

補足:
 エンジンにつけた状態での調整では、キャブが水平になっていることを確認してください。

補足:
 フロート・ニードルは、フロートの付け根のヒンジ部にあります。フロート室にガソリンを供給するバルブです。 ガソリン供給のON/OFFはフロート・レベルでコントロールされていますが、フロート・レベルが規定値に達した時には、フロート・ニードルが、フロート室へのガソリンの供給を止めます。
 


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