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  •  分解が必要か?

     通常のメンテナンスでは分解の必要はありません。 スイッチを壊した時のは分解が必要です。
    スイッチ部は小さな部品が多数、使用されており、屋外での作業中の紛失する可能性が高いです 分解する前に、分解作業が必要かどうか再考しましょう

     給脂は、ハンドル・スイッチ下側の(+)ネジを外して、スイッチAssyを裏返した状態でパーツクリーナーで洗浄、グリスメイトなどスプレー式グリス、あるいは、シリコンスプレーなどを吹いた状態でスイッチの接触部まで給脂できます

     ハンドル・スイッチの構造は単純であり、プッシュ・ボタン部は雨に濡れても、スイッチの接触部には水が掛からない構造となっています。セル、ウィンカー等の動作不良でスイッチを板が疑う場合も多いでしょうか、水没、雨天での長期間(1か月とか)放置など、明確にハンドル・スイッチに不具合の可能性がある時以外には、ハンドル・スイッチ部での不具合の可能性は極めて低いです。  
     接触不良はタンク下にあるコネクター(イグニッション・コイルの上側の15mmx35mmの角形)の方が可能性が高いぐらいです。
     

    補足:セルが回らない場合には、まず、セル・リレー(R100Rの場合にはクラッチ・リレーもセル・リレー内部)を新品に交換してみることをお奨めします。 機械式リレーは抵抗値の測定ではOKでも、動作しないことがありますし、セルが回らない場合には、バレオのセルのマグネット粉砕、セルのアクチュレーター(リレー、ギアを飛び込ませる)の次に故障しているのがセル・リレーです

     
  •  作業上の注意

    小さな部品が多いので、屋内、屋外の作業でも広いウエス(1m四方以上)を敷いて作業すること

     
  •  工具、消耗品

    大(+)ドライバー
    小(+)ドライバー
    小(−)ドライバー

    パーツクリーナ
    柔らかいグリス、グリスメイトなどのスプレーグリスが良い

     
  •  スイッチの動作の軽さの確認

    組み立て後のボタンの動作の具合を確認する為に事前のチェックしておきます

     
  •  ネジの締め付けの注意

    相手は「プラスチック」です。 分解時には、必ず、締め具合を確認しながら、分解します
    組み立て時に♀ネジ側を割ったり、ネジ山を無くしたりしない為です。
    具体的には、90度ぐらい緩めて、再び、90度締めて、どのくらいのトルクかを確認しておきます

     
  •  分解手順

    ボタンを外してから、最後に、ボディを固定しているネジ(3本)を外して分解する
    これは、ライトスイッチ部のボール(直径:3mm)を無くさない為です

     
  •  ハンドルからの取り外し  皿ネジ大

    大(+)ネシでハンドルから、スイッチ部を外す

     
  •  ケーブルクランプの取り外し ネジ中・短

    ネジを外す 

     
  •  ウィンカー・ボタン ネジ・小・長

    下側のネジを外して、引き抜く 
    戻しバネはスイッチ機構に内蔵されており、取り外しできません

     
  •  ホーン・ボタン  ネジ・小・長

    内側のネジを外して、引き抜く
    戻しバネとバネ用のピンがボタンの裏側にあるので、落下に注意
    ボタン・バネ・ピン(短い方)・ピン(長い方)・スイッチ本体    

     
  •  キル・スイッチ  Eリング

    裏側の「E」リングを外して、ボタンを引き抜く
    ボタンの裏側には、ドーナツ状のコンタクト・ポイントがありますが、ボタンと端子の間には極めて小さなバネ(2本)があります。 落下に注意



     
  •  ライト・ボタン   ネジ・小・短

    裏側のネジを外して、引き抜く

    ホーン・ボタンのバネに比べて、細い、長い

     
  •  ボディを分解    ネジ・中・長(2)、ネジ・中・短(1)

    ボタン側を下にして、3本のネジを外して、配線のついているスイッチ本体がわを外す
    カバー側にライト・スイッチの機構一式(白いプラスチック)が残ります。

    白いプラスチックを持ち上げると、裏側には、直径:3mmのボールと、コンタクト・ポイントがありますが、
    グリスの状態により、カバー側か、白いプラスチック側か、どちらかについています
    コンタクト・ポイントの裏側のバネ:2本

     
  •  清掃

    パーツクリーナーで洗浄後、グリスを塗布します。


     
  •  組み立て

    分解の逆です

    必ず、各ボタンを組みつけて毎に、動作を確認します
    ウィンカー・ボタンはネジを締め付けすぎると、戻しバネに当たり、動作が渋い場合があります
    キル・スイッチの「E」リングが溝に入らない場合には、スイッチ本体がわを押しながら、「E]リングをセットしてやります

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