Heat & Set
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  •  シャフトの組み込み


  •  ケースを温めて、以下の順番で組み付けます

    一次シャフトのクラッチ側ベアリング
    ミドル・シャフト
    ミドル・シャフトのシフトフォーク
    アウトプット・シャフト

     

  •  工具

    溶接用皮手袋    ¥500-ぐらい

     

  •  バッフル・プレートのセット

      

    バッフル・プレートを外したた状態    バッフル・プレートを取り付けた状態
                                       
                                                   写真では、下側がオイル・ダクト 
     
    1 ケース上側のオイル・ダクトを取り付けます。
    2 ケース内をエア・ダスター、あるいは、パーツ・クリーナーで洗浄
    3 ミドル・シャフト、アウトプット・シャフトにケース側にバッフル・プレートをセットします。



  •  加熱



    ガスレンジ等でケースを加熱します。この様なプレートの上に置き 、均一に加熱します。
    15分ぐらいは加熱します。


  •  ベアリングのセット

    ローラー・ホルダーが平面の方をケース内側にして、セットします。
    (ホルダー反対側には突起があります。)



     
  •  各シャフトを挿入 



     
    1 一次側・シャフトのローラー・ベアリングをケースにセットします。
    2 ミドル・シャフト側シフト・フォークをミドル・シャフトにセットしながら、 
    シフト・フォークをシャフトにセットします。フォークは軸の短い方が上側です。
    3 アウトプット・シャフトをセットして、2つのシャフトを正規の位置にセットします。
    4 2つのシャフトを押し込みます。
    5 1次側シャフトを入れます。




    写真では、アウトプット側・フォーク・シャフト、シフト・カム・プレートが入っていますが、
    ここまでの作業では、番号のついた3つのシャフトの挿入が終わった状態となります。


      
    シフト・フォークの場所

     


     

    対応する軸 フォーク
    の枚数
    場所 シフト・フォークの形状の特徴 上側
    切り込み 丸い出っ張り側 軸の長短
    ミドルシャフト 1   ----- 短い
    アウトプットシャフト 奥:クラッチ側 無し 長い
    手前:カバー側 有り 長い

      
    注意:シフト・フォークの刻印と部品番号には関連はありません。(部品番号と刻印は違番号です。)

     

  •  アウトプット・シャフト側のシフト・フォーク(2枚)を挿入します。

     
  •  シャフトの挿入深さのチェック




    アウトプット軸とケースの高さ

     
    正しい位置にセットされたかどうかの確認
    1 1、2a、2bのベアリングの高さは同じ
    2a アウトプット・シャフトのギアは、ケースの縁より低い  (ここを基準位置
    2b ミドル・シャフトの一番下のギアはケース側とほとんど隙間がない
    2c シフトフォークの軸の高さはミドル・ギア軸と同じ高さ
    3 シフトフォークの軸の高さはミドル・ギア軸と同じ高さ


  •  冷却

    2つのシャフトのセットが終わったら、ガスレンシを止めて、冷却します。 
    扇風機を使用すると効果的です。  20分ぐらいは必要です。

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