接続方法
電源:イグニッションSWとリレーへの給電
端子名 |
OFF |
P |
ON |
15A3 |
0V |
0V |
12V |
30A3 |
0V |
12V |
12V |
長時間ハザートにする場合には、点火系への給電はカットしたいので、「P」モードで、30A3系統から12Vを給電する。接点容量:5A程度のメカリレーで、ハザート:ON動作時のみ、30A3に切り替える。
入力:
ウィンカー・リレー・機能 |
記号 |
論理 |
シュミット
INV |
プルアップ
抵抗 |
補足、電源 |
右ウィンカー:ON |
TP |
負論理 |
● |
● |
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ウィンカー:キャンセル |
TA |
負論理 |
● |
● |
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+12V:イグニションOFFで供給 HAZARD用電源 |
30A3 |
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イグニッション/OFF:12V
P:12V
イグニション/ON:12V |
+12V:イグニッションONでも供給 |
15A3 |
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イグニッション/OFF:0V
P:0V
イグニション/ON:12V |
左ウィンカー:ON |
TL |
負論理 |
● |
● |
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右ウィンカー出力 |
R |
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左ウィンカー出力 |
L |
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GND |
31 |
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ハザート:ON(1) |
15A3 |
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ハザート:ON(6) |
WB(W) |
負論理 |
● |
● |
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ハザート:ON(4) |
C(I) |
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GNDに接続 |
負論理:実際には、OFF:オープン、ON:GNDです。回路的にはオープンコレクターと等価になるので、ロジック回路と接続する場合には、バッファーを使用して、かつ、入力バッファーのピンをロジック回路の電源に2kΩ/5Vの抵抗でプルアップして、OFF・ステート時に不安定とならない様に処理します。
ハザートは実装していないので、(1)、(6)、(4)の動作は不明です。
LED・ウィンカー回路にて、ハザートを実現するには、ハザート(4)をGNDに落とし、(6)、(4)を、接続することにより、ハザート:ON:負論理を発生させます。(2)をGND、(1)を入力バッファーに接続します。
注意:この項目は未調査、ハザートの端子への接続、印加電圧、
TP、TL、TAは、ワンショット・動作なので、シュミット・INVを噛ませて、立ち上がりエッッジを確実に捉えられる様にします。ハザートはINVでも良いのですが、チップに搭載されている回路の都合、保険の意味でシュミット・INVにします。
日本車の場合には、ウィンカーSWがワンショットになっておらず、ON状態で固定されるので、切り替えのフォトリレー回路を省略することが可能。