1984〜
Prev | Home | Up | Next


  •  1980年代後半、Kシリーズへの投資

     アメリカ・カリフォルニア州のマスキー法など排ガス対策等に対応するためもあり、Kシリーズへの投資がされましたが、投資時期には、USAオートバイ市場でのBMWは、/5シリーズ販売前夜以上の販売不振状態であったので、この投資判断には色々な逸話が語り継がれています。

     Kシリーズは、水冷4気筒エンジンを縦方向に、かつ、水平にして搭載して、低重心を図っています。エンジン〜ミッション〜スイングアームを一体化 することにより、て前後長を抑えて、かつ、フレームの一部として使える高い剛性を獲得した「コンパクトシステム」に特徴があります。 コンパクトシステムは、その後のR1100/R1150/R1200シリーズにも受け継がれています。

     Kシリーズの外装(K100のフロトサス、フロント・ブレーキ・キャリパー、ファイナル・ドライブケース等)は、R100/R80・モノサスに使用されています。 R100/R80のツーリング・ケース、シティ・ケースも同一のものを使用。 K1は量産車として初めてパラレバー を採用
     
    モデル 生産期間 生産台数
    K100 1983~1990 13,000-
    K100RS 1983~1989 35,000-
    K100RT, K100LT 1984~1991 37,000-
    K75C, K75S, K75 1985~1995 28,000-
    K1 1988~1993 7,000-
    K1100RS 1992~1996 12,000-
    K1100LT 1991~1996 20,000-

     

    モデル/シリ−ズ 生産年 概要
    K100                      1983~1990 モノレバー、90hp、インジェクション、ネイキッド                    
    K100RS 2V           1983~1989 モノレバー、低速トルク豊富                                         
    K100RT                1984~1989 モノレバー、カウル形状はLTと同じ、LTに移行                 
    K75C, K75             1985~1990 モノレバー、リヤ/18インチ、リヤドラム、
    K75Cはハンドルマウント・カウル
    K75S                   1986~1995 モノレバー、
    K75SS(フロント・スポーツサス、フルカウル)も派生
    K100LT                1986~1991 モノレバー、K100RTの豪華版、ニボマット・リヤサス
    K1                        1988~1993 パラレバー、4V、100hp、ブレンボ・4ポッドキャリパー、ABS(option)
    K100RS 4V            1989~1992 パラレバー、K1フレームにK100RSの艤装
    K75RT                  1989~1996 モノレバー、1996年以降でも警察用には生産継続、
    日本には極少のみ
    K1100LT               1991~1996 パラレバー、三元触媒、ABS
    K1100RS               1992~1996 パラレバー、カウル下側のデザイン変更、エンジン発熱多い


     

  •  1980年代後半、2V-OHV  モノサス、パラレバーの登場 Kシリーズとの部品の共通化

     Kシリーズを発表したものの、EU、日本など、2V-Boxerのリバイバルを望む声が多かったこともあり、R80が新設計で再登場

     2本サス時代の圧縮比 から下げて取り扱いを向上させたシリーズ。 (9.5 --> 8.5、55hp --> 50hp/R80)エンジンは、1979からUSA向けに販売されていた低圧縮比のエンジンを使用しています。
     ツーリング・ケース、シティ・ケースはK100シリーズ 、F650シリーズと同一です。 ただし、以下のモデルは、2本サス時代のKrauser製のシティ・ケースが装着されています。
       1、R80GS-PD, R100GS, R80GS, R100GS-PD, R80GS Basic
       2、R80, R80RT, R65 の初期モデル(どの年式までかは不明)
    なお、R1100/R1150, R1200C, F650GS系のツーリング・ケースは装着できません。

    補足:F650はアプリリアで製造されていたF650と、BMWで製造されているF650GS系があります。

     USAモデルには、EPA/カリホルニア州の排ガス規制 への対応の為、SAS System (PEA Proposal : Pulse-Air System)が装着されています。 別名、アフターバーン製造機。 後期のSASでは、タンク下、エアクリ内部のフューエル・バルブが追加されています。
     GS80/ISDTレーサー、R80/R00GS パリダカレーサー、は、HPNが設計/製造を担当しています。R80G/S, R80GS, R100GSの基本設計にも、関与しているようです。

     販売台数で言えば、R100GS/R100R系が成功しているのですが、 日本では、R100RS/モノサスの残存台数の方が多いです。 R100RS・モノサスの販売台数:6,000台。 USAでのR100RSモノサスの販売台数は散々な結果となっています。 

     最後の2V-OHVは、R80GS Basic であり、1996/12/19 にラインオフされています。
    R80GS Basic (タンク/白、フレーム/青、ロッカーカバー/ラウンド、パラレバー、タンク、ヘッドライトは小型)
     

    モデル 生産期間 生産台数
    R80G/S 1981~1987 22,000-
    R80ST 1983~1984 6,000-
    R80 1985~1995 14,000-
    R100 Trad 1990~1995 300-  日本専用モデル
    R100 1991~1995 157-  USA専用モデル
    R100RT, R80RT 1985~1995 17,000-
    R100RS 1986~1992 6,000-
    R100GS, R80GS 1987~1996 51,000-
    R100R Roadster 1991~1996 24,000-

     

    モデル/シリ−ズ 生産年 概要
    R80G/S モノレバー Series  
    1979 ISDT 750cc Overクラス優勝 ワークスGS800 (870cc  57hp  61.5mmストローク)       
    R80G/S 1981~1987 モノレバー、50hp  
    ワークスGS80と共にはHPNが開発を担当
    R80ST 1983~1984 R80G/Sのロード・バージョン、フロント/19インチ、モノレバー
    R80G/S-PD 1984~1987 限定モデル、モノレバー、32Lタンク、パリダカ・ホモロゲーション・モデルも兼ねる。
    ワークスのパリダカは、60Lタンク、230kg、最高速/185km/hであり、1,040cc/70HP/BING40φのエンジン、車体はHPNが開発/製造
    1,040cc関連の部品(シリンダー、ピストン、コンロッドなど)は、HPNで販売中

    R100/R80 モノサス  エンジン:R80/7(低圧縮比)、フレーム:R65をベースとして開発
    R80 1985~1995
    1985~1987/USA
    前期型はスポーク、後期型はY字キャスト、ダブルディスク、50hp
    USAでは、価格が高く、R80/R80RTの販売台数は約2,500台のみ
    R80RT 1985~1995 最も低いギヤレシオ
    R65 1985~1993
    1987/USA
    48hp  USAでは2本サスの在庫があったので、1986年/発表、1987年/販売開始
    R100RS 1987~1995 初期型のブレーキ・ホースはタンク下で分岐、後期型は右キャリパーから分岐
    R100RT 1987~1995 ITC(警察)仕様あり
    R100-Trad 1990~1992 R100RSのカウルレス、日本限定モデル 車体番号は、R80xxx
    R100 1991~1995 USAでみ販売、R100RS/R100RT 販売不振(1,600台/~1990)の梃入れ モデル(安価)   157台のみ販売

    R-GS パラレバー Series   
    パリダカでは、R/80/R100GSレーサーが4回('81, '83, '84, '85) 優勝)しています。 
    R65GS 1988~1992 27hp、R80G/Sと同デザイン、ドイツ国内でのみ販売
    R100GS/R80GS 1991~1996 パラレバー、前期型/後期型があり
    R100GS-PD 1990~1996 26Lガスタンク、前期型/後期型があり
    R80GS Basic 1996 最後の2V-OHVとして、100台ぐらいを限定生産 白タンク、パラレバー

    R100R パラレバー Series   
    R100R Roadster
    1991~1995 60hp、シングルディスク、派生モデル(クラシック等)あり、黒、紫、水色(Boxer)あり、DOKENからメーターパネル、テールカウルをMystic仕様に変更するKitあり(テールカウルの形状は Mystic とは異なります)
    R80R Roadster 1991~1994 シングルディスク、フレーム/銀、タンク/黒、紫、水色 最終型はBoxerロゴがタンク、サイドカバーに入ります  日本未発売
    R100R Classic 1996 R100R Roadster の名称変更のみ、黒に白ラインのみ
    R100R Mystic
    R80R   Mystic
    1992~1996 日本限定モデル、60hp、動研デザイン
    シートレースを変更して、シート高を下げた 
    純正色はマラケシュ・レッドのみ、 
    R80R Roadster/Mystic は日本未発売

Prev | Home | Up | Next

                                    This Home Page is create by Microsoft FrontPage 2000
                     Authorized by wanawana Update at 2011/08/30