Master
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  • 　油圧レシオ   

    マスターを交換する場合には、油圧レシオを適正にする必要があります。
    なお、ラジアル・マスターでは適正な油圧レシオ、レバー比が異なると思われますが、未調査です。
    　
  • 　油圧レシオの計算（4ポッドの場合）

    ピストン（A）の有効面積 （ピストン(A)の直径 / 2）*（ピストン(A)の直径 / 2）*　3.14
    ピストン（B）の有効面積 （ピストン(B)の直径 / 2）*（ピストン(B)の直径 / 2）*　3.14
    　
     マスターの有効面積 （ピストン径 / 2）*（ピストン径 / 2）*　3.14
    　
    ダブル・ディスクの油圧レシオ （ピストン(A)の有効面積 +  ピストン(B)の有効面積)  * 2
    　 / マスターの有効面積　　　　　　
    シングル・ディスクの油圧レシオ （ピストン(A)の有効面積 + ピストン(B)の有効面積)
    　/ マスターの有効面積　

    　

  • 　油圧レシオの計算（2ポッドの場合）

    ピストン（A）の有効面積 （ピストンの直径 / 2）*（ピストンの直径 / 2）* 3.14
    　
     マスターの有効面積 （ピストン径 / 2）*（ピストン径 / 2）* 3.14
    　
    ダブル・ディスクの油圧レシオ  ピストンの有効面積 * 2  /  マスターの有効面積　　　　　　
    シングル・ディスクの油圧レシオ  ピストンの有効面積 /  マスターの有効面積　

    　

  • 　マスターの互換性
    　
    シリーズ マスター径 ウインカー
    R100R, R100GS K100-2V 13Φ、14Φ、15Φ、16Φ 左右
    R100,R80モノサス  ------------- 13Φ、14Φ、15Φ、16Φ 左
    R1100 K100-4V, K1, K1100 未調査 左右
    R100　2本サス　ブレンボ ------------- 未調査 左
    R100　2本サス　ATE ------------- 未調査 左

    ウィンカー：左右　：ウィンカー・スイッチが左右のハンドル・スイッチに分かれています。　

    R100,R80モノサス系に、R100R系のマスターを移植することは、社外品のマスターへの換装と同じぐらい大変です。（R100RSのページ参照）
    R100,R80モノサス系でも、R100R系のマスターを使用することが可能なようです。詳細は未調査


  • 　社外品のマスター

    R100R/R100GSで、16Φ以上を装着するには、右側のハンドルSWを交換する必要があります。　これは、アクセルのワイヤーを引いているギヤ機構の為、ハンドル・SWの幅が広いので、 　ブレンボ等のラジアル・マスターでも、ブレーキ・レバーの位置が不適切となるためです。

    　    R100R/R100GSで、16Φを越えるのマスターに交換する場合には、ラジアル・ポンプか、普通のマスターに交換する必要があります。　ラジアル・マスターを使用する場合には、ハンドル・SWの根元に固定する必要がないので、場合よっては、ハンドル・SWを交換しなくても装着できますが、普通のマスターでは装着位置（ハンドルへの固定部分とアクセル・ワイヤー部の干渉）の制限から、ハンドル・SWの交換が必要な場合が多いようです。
    　R100Rでは、ウィンカーSWの関係から、右のSW、左のSW、アクセルホルダーを社外品に交換する必要があります。
    　SWはドカの、つまり、HONDA　CB400SFのライトSWのあるタイプを、アクセルホルダーは、GUZZI-JINGUSHI、あるいはマグラのを、ブレーキ・マスターはブレンボ・ラジアルとかを使用するのがスムーズです が、高額になります。
    　

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