Tire
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Spec

  •  タイヤの選択、リム幅

    タイヤを購入する場合には、適合リム幅、カテゴリーはチェックしましょう。

     タイヤ幅によって、適合リム幅が異なります、適合リム幅以下の場合(太いタイヤを履かせた場合)には、タイヤの断面積の形状は「オムスビ」に近くなり、適合リム幅以上の場合(細いタイヤを履かせた場合)には、「平べったい」くなります。
     
     カテゴリーは、タイヤ温度に関連します。 タイヤは設定された温度で初めて、その性能を発揮できます。レース用途に近い場合には、高い負荷でもだれない構造となっています。 逆にいえば温まりにくいとも言えます。 これが問題となるのは冬季とか、雨でタイヤ温度が上がらない場合で、かつ、荷重をかけていない状態でのグリップです。 交差点の右折でのマンホールの蓋、郊外のワィングング・ロードを流している場合の白線などで、足元をすくわれることがあります。自身の用途、ライディング・スタイルで選択しなければなりません。まあ、メーカーの方向として、タイヤ温度が温まり難い、易いといった違いもあります。

    R100Rのアルミ・スポーク・リム、R100/R80・モノサスのキャスト・ホイールのリム幅は2.5インチです。 許容リム幅内のタイヤを使用しましょう また、許容リム範囲内であっても、BT45V・リヤなどトレッドの形状が扁平なタイヤを許容リム幅上限で使用すると、更に扁平になります。

    ブリストン・BT45Vの適合リム幅情報
    http://www.bridgestone.co.jp/personal/mc/products/battlax/bt45.html
     
        タイヤサイズ 標準リム幅
    (インチ)
    許容リム幅
    (インチ)
    外径
    (mm)
    トレッド幅
    (mm)
    F 使用 100/90-18M/C 56V  2.50 1.85〜2.75 637 100
    指定 110/80-18M/C 58V 2.50 2.15〜3.00 633 107
    R

     

    使用 130/90-17M/C 68V 3.00 2.50〜3.50 664 135
    指定 140/80-17M/C 69V 3.50 2.75〜3.50 656 143

    使用:現在使用しているサイズ
    指定:取扱い説明書で指定されているサイズ

    使用している銘柄は ピレリ・スポーツ・デーモンですが、適合リム幅の資料が無いので、ブリストン・BT-45Vの資料を記載

     

  •   推奨リム幅と適合リム幅

    推奨リム幅は推奨されるリム幅で、1つだけです。 その前後を適合リム幅と言っている用です。
    例:推奨リム幅:2.50、適合リム幅:2.15~2.75
    タイヤの扁平率で、微妙に異なります。

     
  •  バルブの交換

    バルブについて。 安いものなので、2回に一回ぐらいは交換しましょう。 ゴム製の「L字」形のバルブは高速走行時の振動でグム部が破断します。 マルケニ−ジなどのアルミ製の「L字」形のバルブは破断の恐れはありませんが、内部の「Oリング」は定期的に交換する必要があります。 また、R100GS/R100Rのスポークホイールでは、取り付け面が平面では無いので使用できません。キャストホイール専用です。 一番安価なのではゴム製のバルブの交換です。

     
  •  その他の指数

    荷重指数(ロードインデックス:LI)

    必要とされる荷重指数は、
    フロントタイヤに必要とされる荷重指数 = 総重量 * 前輪荷重(%) / 100   
    リヤタイヤに必要とされる荷重指数  = 総重量 * (100−前輪荷重(%)) / 100

    総重量 = 満タンでの車両重量+ライダーの装備重量(ライディング状態での体重)+ 荷物の重量 (Kg)

    通常、大排気量車用タイヤであれば、LI=54以上であり、問題は無い 

    R100R(F:110/80-18 58V  R:140/80-17 68V)
    R100RSモンサス(F:90/90-18 51H  R:120/90-18 56H) 

    タイヤ強度
    メッツラー レーザテックME31など旧来のタイヤで、インチ表示の場合には、3.00-21 4PR などと表示される。
    この末尾の「4PR」がタイヤ強度(プライレーティング)。 荷重指数とは異なります。 強いて言えば、許容できるタイヤ空気圧です。 4PR=2.0Kg/cm2 6PR=3.0kg/cm2 までの空気圧を許容できます。
    カーカス部のコード布の層数を表していたのが、ナイロン、スチールなど材料の多様化により、「コードx層相当」という表記になった。

     
  •  タイヤ幅とトレッド幅

    2本サス:R100RSで特定のタイヤはスイングアームにあたるとか、R100GSでタイヤ銘柄を変えると、シャフトに当たるとかが発生します。 これは、タイヤ表記の値はサイドウォールの中心での幅であり、トレッド面の幅では無いからです。 また、
     例えば、130/90-17V、3.00-21などの最初の数値がタイヤ幅ですが、この数値からはトレッド幅は不明です。
    トレッド幅 > タイヤ総幅 >タイヤ幅

    トレッド幅:推奨リム装着時のトレッド面の幅
    タイヤ総幅:タイヤ幅にサイドの文字の高さを加えたもの オートバイ用タイヤではタイヤ幅に近似
    タイヤ幅:表記される寸法。 推奨リムに装着した場合のサイドウォールの最大幅部から、サイドウォールの文字の他kさを減算したもの。

    オフロード用タイヤでは、FIM規格(公道走行可能、未舗装路における路面へのインパクトからブロックの高さに制限がある)であっても、銘柄によって、サイドへの張り出しが異なるので、リヤタイヤのブロックの両サイドは車両に合わせて削除するのが一般的です。 モトクロスタイヤでは必須です。

     
  •  クラウン半径

    クラウンR:トレッドの曲率半径(mm)も銘柄によって異なります。 クラウンRはカタログには記載されていません。
    クラウン半径(大きい:平べったい-------小さい:尖がり)に並べると、
    ブリジストン:BT-45V ミシュラン:マカダム50/50E、ピレリ:スポーツデーモン、ダンロップ:K300GP 

    他の銘柄、パイロット・アクティー、ME31、エイボンなどは使用したことが無いので不明です。

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