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- 油圧、油量、油温度
エンジンの発熱の50%はシリンダーヘッドで発生
- リリーフバルブ
規定の油圧以上となるとオイルライン途上で圧送されるオイルの一部分〜大部分をオイルパンに逃がすバルブ
R100系では、オカメの中、クランクシャフト・前側・ベアリング・ジャーナル潤滑後にあります 5kg/cm^2になると、バルブが開いて、一部のオイルがオイルバンに帰されます
オイルフィルターのバイパスバルブはフィルターの目詰まり時に「フィルターだけを」をバイパス
4輪では、オイルフィルター内にあり、5kg/cm^2以上で開き、オイルラインの油圧を安定させる K75/K100/K1200系、R1100/R1150/R1200系などのオイルフィルターもおなじ構造 このタイプのオイルフィルターを長期に交換せず、フィルターが目詰まりしている場合には、オイルはフィルター内のバイパス経路だけを通
るのでフィルターは機能しない。
- レギュレーターリリーフポイント
リリーフバルブが開く回転数 通常は最高回転数の1/2に設定されている
つまり、大容量のオイルポンプを付けただけでは高回転では供給される油量、油圧は同じ高回転域でのオイル潤滑を増やすには、オイルラインの拡大、オイルラインの増設を行い、油圧を低下させなければ効果は無い。主として改造する場所はシリンダーヘッド
この加工(改造をすると)油圧が低下して、リリーフポイントが高くなる(より高回転でバルブが開く)
この場合に初めて大容量のオイルポンプをつけて、リリーフポイントの回転数を純正の回転数まで下げてやる
基本的には、R100/R80の世代以降ではオイルポンプ容量に余裕があるので、大容量オイルポンプ(社外品)は無い
オイルラインの拡大、超極大のオイルクーラーの設置などで、レギュレーターリリーフポイント(回転数)が上昇した時には大容量のオイルポンプが必要
注意:R100/R80のリリーフバルブはオイルライン途上であり、5.0kgf/cm^2で開く 回転数は、油温、外気温によって異なる
冬季はより低い回転数で油圧があがる 気温:0℃、20W-50のオイルでは、2,000rpmあたりで、10kg^cmとなる
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