SwingArm Final
Home | Up


  •  リヤのスイングアーム、ファイナルの変遷
      
     
    形式   ブレーキ サスの取り付け ドライブシャフト
    モノレバー・ドラム-1

    R80G/S
    R80ST
    シューのカム面が斜めのドラム 鋼管のスイングアーム フランジ
    +4本のボルト
    モノレバー・ディスク

    K100RS/K100
    K75S/K75
    Φ38mm
    対向ピストン
    1POD

    ローターは
    ファイナル側
    ファイナル・ケース スプイラインで、
    差込みだけ

    GERABOX
    ・スイングアーム
    ・ファイナルは一体
    モノレバー・ドラム-2

    K75C
      シューのカム面が斜めのドラム ファイナル・ケース スプイラインで、
    差込みだけ

    GERABOX
    ・スイングアーム
    ・ファイナルは一体
    モノレバー・ドラム-3

    R100RS/R80
    モノサス
    シューのカム面が斜めのドラム
    シューのカム面が平面のドラム
    ファイナル・ケース フランジ
    +4本のボルト
    パラレバー・ドラム

    R100GS/R80GS
    R100R
    シューのカム面が平面のドラム ファイナル・ケース フランジ
    +4本のボルト
    パラレバー
    ・ディスク-1

    K1/K100RS-4V
    Φ38mm
    対向ピストン
    1POD

    ローターは
    ファイナル側
     
    ファイナル・ケース スプイラインで、
    差込みだけ

    GERABOX
    ・スイングアーム
    ・ファイナルは一体
    パラレバー
    ・ディスク-2

    R1100系
    R1200C系
    Φ38mm
    対向ピストン
    1POD

    ローターは
    ファイナル側
    アルミ・ダイキャストの
    スィング・アームの根元
    スプイラインで、
    差込みだけ

    GERABOX
    ・スイングアーム
    ・ファイナルは一体
    パラレバー
    ・ディスク-3

    R1150系
    k1200RS/GT/LT
    (縦)
    Φ26/28mm
    ピンスライド
    2POD

    ローターは
    ホイール側
    アルミ・ダイキャストの
    スィング・アームの根元
    スプイラインで、
    差込みだけ

    GERABOX
    ・スイングアーム
    ・ファイナルは一体
    パラレバー2

    R1200系
    K1200/K1300
    (横)
    Φ26/28mm
    ピンスライド
    2POD (?)

    ローターは
    ホイール側
    アルミ・ダイキャストの
    スィング・アームの根元

    キャリパー取り付け位置変更
    ???

    ファイナルドライブ・ケースについては、R80CS、R80G/Sのモノレバーをベースにして、R100/R80モノサスでは、そのまま使用し、K100/K75・リヤディスク(4本スポーク)〜K100-4V・K1100・K1200RS・R1100系(3本スポーク)までは、カバーだけを交換してディスク対応にしていた。この為、ディスクローターはファイナル・ドライブ側に取り付けられ、ローターの取り付け位置が十分に外側だったので、対向ピストンのキャリパーを搭載していたが、R1100GS、R1150GS系では、ローターはホイールに直付けすることにより、インナローターを省いて、かつ、セミ・フローティングローターとなったが、取り付け位置が内側になったので、ピンスライド-2PODのキャリパーを採用して、キャリパー裏側の厚みを薄くしている。 
     また、ファイナル・ケースはR100GS(初めてのパラレバー)で、新規設計され、K100-4V、K1100に流用され、K1200RS、R1100では、スイングアームにサスペンション取り付けボスが移動したことに伴い、ファイナル・ケースのサスペンション取り付けボルト部はABSセンサーの取り付け部となり、R1200、K1200(横)で、スイングアーム、ファイナル・ドライブ・ケースが新設計されている。
     ドライブシャフトの連結方法も、R100/R80モノサス、R100Rまでは、GEARBOXとの連結はフランジを4本のボルトで固定していたのが、K100/K75のコンパクトドライブ・システムからは、GEARBOX〜スイングアーム〜ファイナル・ドライブの位置関係が固定となったので、フランジ+ボルトでの固定から、スプラインはめ込みだけとなっている。

     

  •  R100R ファイナル

      

    ホイール側カバーを外した状態         左下の穴はドラムブレーキのカム軸
     
  •  リヤディスクブレーキ化 その0

    本当にリヤブレーキをディスクにする必要があるかどうか、冷静に判断してからでも遅くは無いと思います。

     ライディング・スタイルが某ライディング・テクニックで紹介されたリヤブレーキを積極的に使って云々(アクセルを開けながらリヤブレーキで速度調整とかね)を曲解し た結果、過度なリアブレーキ依存かもしれません。
     ブレーキ性能を強化するなら、まず、フロント・ブレーキの強化でしょう。 R100Rをオンロードで使用する限りはF:ブレンボにすれば、リヤはドラムで事足りる と思います。
     R100GSでもアクセルを開けながらリヤブレーキで速度を調整するという2st的な走りを多用しないなら、不要では無いでしょうか?
     前下がり気味にしたいなら、WPのリヤサスかOHLOSでエンドアイ側を長くして、かつ、フロントフォークを突き出すという方法もあります。
     ちなみに、改造車検を通す必要があります。リヤ・ブレーキローターは社外品が販売されておらず、BMW純正のブレーキローターを購入する必要があります。 パッドの価格も未調査
     
  •  リヤディスクブレーキ化 その1

    R100Rのファイナルケース
    K100-4V/K1100(パラレバー)系のHUB側プレート、ディスク・ローター
    オフセットプレート(ユーロダイレクトなどで販売されている 6mmオフセット)
    未調査:K1200(縦)/R1200C/R1150系のキャリパーが使えるか
     
  •  リヤディスクブレーキ化 その2 

    R100Rのファイナルケース
    K1200(縦)/R1200C/R1150系のHUB側プレート、ディスク・ローター
    オフセットプレート(ユーロダイレクトなどで販売されている 6mmオフセット)
     
  •  リヤディスクブレーキ化 その3 

    R100Rのファイナルケース
    K1200(縦)/R1200C/R1150系のHUB側プレート、ディスク・ローター、スイングアーム
    オフセットプレート(ユーロダイレクトなどで販売されている 6mmオフセット)
    未調査:
    ブレーキキャリパーのマウント寸法 K100-4V/K1100との相違
    スイングアーム・ピポット幅、スイングアーム長
    フレーム側のサス取り付け加工方法、サスへの冷却風
    注意:バッテリーのマウント位置の移動は必須となります。

    この場合には、サスはスイングアーム中央に取り付けられているので、サスの取り付け部(フレーム側)の新設など、大幅な改造が必要ですが、 BMW BIKESで改造車両が紹介されていたので可能だと思いますが、メリットは不明
     
  •  リヤディスクブレーキ化 その4 

    R1200系はトルクロッドが上側(フレーム側・要加工)なこともあり、敢えて選択することも無いと思います。
    HUB側のマウント・プレートの互換性は不明(互換性は無いかも)
    ブレーキ・キャリパーのマウント位置は異なりますが、キャリパーそのものはR1150系と同じ?

Home | Up

                                    This Home Page is create by Microsoft FrontPage 2000
                     Authorized by wanawana Update at 2011/08/30