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• 　進角特性
  
  　圧縮比、カム（バルブタイミング）、デュアル・プラグなどによって、特性を変えいてやる必要があります。純正の進角特性は機械式ガバナーによって与えられており、ウェイトの重さ、バネの特性による変更することが可能です。　本車両では、バネ特性の変更を実施しています。　ウェイトを軽量化すれば、Zの回転数が上がりますが、Sの回転数も変わります。　
  
  現在は進角終了が3,600rpm程度になています
  　

  	純正	改造
  進角開始：1,500rpm	6-deg	←
  最大進角：3,000rpm	32-deg	←
  最大進角のエンジン回転数〜レブリミット	32-deg	32-deg
  進角開始のエンジン回転数（Sマ−ク）	1,500rpm	←
  進角終了のエンジン回転数（Zマーク）	3,000rpm	3,600rpm

  　

  バネ寸法	純正	改造
  線径		←
  巻き数	10	12
  直径		←
  長さ（巻き部）		←
  材質		←

  この線径で調達できるバネ鋼は、1種類だけです。

  　純正の機械式ガバナーのバネ、ウェイトを弄る前に、分解、洗浄、新品のバネに交換（motobinsで販売している）、グリスアップ（シリコングリスがお奨め）　をして、進角特性をチェックしてましょう。　また、コネクタ部のロックワイヤー（コの字）をエンジン内部の落とさない様に注意して作業しましょう。　　
  
  　

• 　電気式
  
  　純正の機械式ガバナーを取り去って、電気式の進角を与える場合には、MSD・MC-4、SILENT、Dyna、Emarland、EnduraLast、OMEGA、Newtronic　などが選択できます。
  MSD・MC-4、Dynaはピックアップは製品に含まれないので、SILENT、EnduraLastの様なローター部に取り付けるピックアップを作成する必要があります。

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