NIPPON DENSO
Home | Up | Next


  •  日本電装セルの取り外し手順です。


  •  セル・モーターまでの他の部位の分解は、以下の取り外し、取り付け手順を参照してください。

    00 共通部分 シート
        タンク
        バッテリー(−)
        エア・クリーナー
        エンジン・トップ・カバー

     

    20 オカメ カバー


     

  •  補足


     

     

  •  注意

    ネジ類をエンジン内に落下させると、エンジン分解です。
    (正確には、ミッションとエンジンを分離する必要があります)
    必ず、フライホイールが見える隙間には、ウエスを詰めて、万全を期してから作業をしましょう。



  •  


  •  セルを購入するには、Moto-bins, Sebenrock, Moto-Works, 国内ディラー、
    ヤフーオークション、個人売買等で入手します。



  •  リレーへの配線の取り付けナットは新品セルには付属しません。気になる方は
    セルと一緒に発注してください。


  •  以下の工具を準備します。 


     
    1 6.3sq(1/4)のソケットレンチ
    2 延長ロッド
    3 ユニバーサルジョイント


     

  •  分解手順
     
    1 シートを外す。
    2 タンクを外す。
    3 バッテリーの(−)端子を外します。
    4 キャブへのインテークパイプを外します。
    5 キャブのインテーク側には、軍手を被せて、異物が進入しない様にします。
    6 エンジンのトップケースのネジを外します。
    7 エアクリーナーのトップ・カバー、エアクリーナを外します。
    8 エアクリーナーの内部のパイプを全て、外します。
    ブリーザー側の配管、キャブへの配管、エアクリーナー・BOX外側のアダプター(アルミ製)
    9 エアクリーナーの3つのネジを取り外します。 1/4インチのレンチを使います。
    10 エンジン・カバーを外します。 
    11 フライホイールが見える部分に、ウエスを詰めて、異物が入らない様にします。
    12 セルの後ろ側(エンジン前側)の黒いコネクターを抜きます。
    13 セルの配線(13mmナット)を外します。ナット、ワッシャーをフライホイールの所に落とさない様にします。
    14 セルと取り付けネジを緩めます。
    15 セルの左側のネジは、キャップボルトが取り付け部についたままにして、セルをエンジン前側にずらしながら、緩めます。



    エンジンとの嵌合部(バレオ)     

     

  •  ND製セル

     2004/11 に日本電装製セルに換装しました。  2004/01にバレオ・セルが壊れて(アクチュレータの不良)、新品バレオに乗せ換えましたが、不安なので、奮発して、日本電装製セルを 九州の中野モータースから購入しました。 USAでも販売サイト($350-ぐらい)がありますが、価格+送料を計算すると、中野モータースさんからの購入が良い様です。
     
     
  •  注意

    ND製セルの取り付け穴はネジはありませんので、ボルト、ナットで取り付けます。 セルリレーからの配線端子のボディーが、セル側の端子の外周に干渉するので、ボディーを壊して、熱収縮チューブを装着する必要があります。

    エンジン内部にナット等を落とすと、後始末が大変なので、必ず、ウエスで養生をします。

    1、ボルト、ナット取り付け時の、セルのアルミボディとエンジンの隙間(クラッチ)
    2、セルの電気配線の端子(ナット)取り付け作業時の、オカメ側の隙間(タイミングケース)
      
     
  •  準備

     
    分類 概要 サイズ 個数
    工具 1/4インチ・ソケット・レンチ M8  
      L型HEXレンチ M8  
    ネジ等 HEX・キャップ・ボルト M8 x 70 2
      平ワッシャー M8 2
      スプリング・ワッシャー M8 2
      ヒシ・チューブ Φ7 x 20mm 1

     

  •  取り付け後の写真      L型HEXレンチはボルトの固定に使用
     
       
     
     
  •  端子側       

    リレーからの端子のボディーを取り除いて、熱収縮チューブで保護 端子の周囲の丸い筒に干渉



     
  •  部品の互換性

    G13クラウン系セルは、アルミダイキャスト部(セルの取り付け部)以外の全ての部品が同一です。
    部品が壊れた場合には、G13クラウン系セル(中古)を購入するのも手です。

    G13系クラウン系の中古部品、Valeoセルのジャンクがあり、アルミダイキャスト部分の加工ができれば、作成できるかな?(^^!     
    (ギアの飛び出し機構のアームの保持とか、本体外径とバレオセルのアルムダイキャスト部の径とかの問題で、できないですけどね)


    その他の同系列のセルでは、セル・リレーは同じものであり、ND製BMW用セルに流用できます。
    但し、セルリレーのリレー端子は左右が逆になります。

       

    クラウン(G13系)のスターター


     
     
    ワゴン-Rのスターター

Home | Up | Next

                                    This Home Page is create by Microsoft FrontPage 2000
                     Authorized by wanawana Update at 2011/08/30