Flywheel
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  •  フライホイールの取り外し、取り付け


  •  フライホイールの取り外しまでの「その他の部位」の取り外し手順は、以下を参照してください。

    00 共通部分 シート
        タンク
        バッテリー(−)
        エア・クリーナー
        エンジン・トップ・カバー

     

    90 キャブレター 右のキャブ

    (*) サービス・マニュアルでは、左側からギアBOXと取り外す様になっていますが、
       右側からの方が簡単です。

    110 スイング・アーム  

     

    30 フライホイール ギア・BOX
        クラッチ


     

  •  必要消耗品

    作業の間違いで、再取り外し/再取り付けを実施する場合には、再使用ができないので、余分に入手しておきましょう。

    フライホイール・ボルト 5
    クラッチ・アダプターのOリング 1



  •  必要工具

    汎用工具は割愛

    トルクレンチ  100Nm
     

    Φ12mm、間隔:26mm、あるいは、42mm



  •  必要治具

    タイヤ・レンチ 普通のやつ 長さ:????



  •  注意/フライホイールの取り付け

      フライホイールの外側(GEARBOX側の薄いプレートを組み付けることを忘れてはいけません。
    マーキング フライホイールの表面に、ケガキ針で、位置をマーキングします。 取り付け時にネジ穴が違うと、フライホイールの点火時期マーク(OT、Z、S)が使用できなくなります。 
      クランク側は、マジックでマーキングします。 これは、フライホイール、フライホイールアダプター(これにフライホイール・Oリングがついてます)を外して段階でも、マーキングします。)
    平ワッシャー フライホイール外側(ギアBOX側)につける平ワッシャーは忘れない様にします。



  •  分解手順/フライホイール

    フライホイールの
    ボルトを外します。
    フライホイールの回り止めの為、クラッチの取り付けボルトを仮り止めし、タイヤレバー、メガネレンチ等を利用して、
    クラッチ・ハウジングの窪みを利用して、回り止めにします。
    チェック 外周に傷が無いことを確認します。

    フライホイール・アダプターを取りはすします。
     
    ペイント 取り外したフライホイールは、点火時期のマークをペイントしておきます。
    例: Z:白色、 S:赤色、 OT:黄色
    ギヤの面のチェック セルモータとのギア面をチェックします。 ささくれたり、めくれていたら、ヤスリで軽く修正します。セルモーターのギヤ面もチェックして、 高荷重グリスを薄く塗っておきます。
    クラッチ・ハウジング内の清掃 クランク・リヤ・オイルシールも実施する場合には、フライホイールを外した段階です。 クラッチハウジングの内部をパーツクリーナーで洗浄します。クランク部は、ウエス等で養生しておきます。
    クラッチの削れカスで、茶色になっていますが、洗浄すると、アルミ肌が出てきます。 GEARBOXに接触する端面も綺麗に清掃します。
    注意/オイルシール 絶対にクランクに前方への力をかけてはいけません。 その為には、必ず、必要治具を準備しておきます。
      オイルシールの面とクラッチハウジングの面の位置関係を覚えておきます。

  •  取り付け手順

    フライホイール・アダプター 内側のOリングを交換して、オイルシールのリップを傷めない様にゆっくりと装着します。
    フライホイール フライホイールを装着します。 クランクとの位置関係を間違えない様にします。
    平ワッシャー 平ワッシャーをつけます。
    ネジ 5本のネジを均等に締め付けます。   100Nm

 


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