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  •  電気系の修理について

    電気系の故障/修理は、機械系の故障/修理とは、若干、異なります。
    1、一度、発生した故障は、必ず、再発します。 
    2、間歇的に発生する故障は、必ず、故障が進行して、重大な故障となります。

    まず、問題が発生する可能性の高いコネクタの清掃、できれば、コネクタ部のかしめ部のハンダ付けを推奨いたします。


  •  故障のチェックと修理後の確認

    機械系でも同じですが、故障の再現 --> 修理(部品の交換等) --> 交換後の確認 の手順で実施します。
     
    故障の固定、同定 間歇的には発生する故障は、故障が再現する条件を見極め、故障が安定して再現する様にします。  ヒーター、アイサー(スプレー)で暖めたり、冷やしたりして、現象の再現を計ります。 コネクタとかリレーとかを叩いて復帰させるのは愚の骨頂です。 よしんば、リレーを叩いて、復帰してしまったら、分解して接点のクリーニング、紙やすり等での補修、ハンダ付けのチェック、あるいは、リレー本体の交換とかを実施すべきです。
    故障の確認 故障の現象を確認したら、不具合の回路の入力/出力の電圧/電流/抵抗を測定します。
    部品、あるいは、コネクター等の修正
     
    故障している部品の交換、あるいは、コネクター等の接触不良等の修正を実施します。
    修理完了の確認 不具合の発生していた回路の入力/出力の電圧/電流/抵抗を測定し、正常に復帰していることを確認します。

      

  •  簡単なトラブルシュートの方法

    簡単な方法は
    1、ハーフスプリット
    2、スワップ      です。

    もう一台、正常な2V-OHVを用意して、部品を入れ替えてみるか、新品の部品に交換してのチェックです。
    もちろん、交換前後で、電圧/電流/抵抗を測定して、確認することはいうまでもありません。


  •  やってはいけないこと

     故障が発生している状態で、配線を触ったり、部品をむやみに交換して、「取りあえず直った」状態にするのは、最低の修理方法です。 叩いて直すとかは絶対に実施しないで、何が原因であるかを、電圧/電流/抵抗のいずれかで確認しましょう。


  •  オートバイショップのメカニック

    残念ながら、ディラー、あるいは、バイクSHOPには、電気の基礎知識さえ持ち合わせていないメカニックが存在します。 貴方が電気関係に携わっているなら、ご自分で修理を実施した方が良い場合も多々あります。
 

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