Diode Board
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  •  ダイオードボード

    ダイオードボードはセルモーターと並んで、高い故障率を誇る部品です。
    故障モードを見ると、ダイオードボードのマウントゴムのちぎれ、GNDが浮いたのがほとんどの原因と思われます。 USAとかで、Tipsとかに興味がある方は、LINKのページに記載しているHPとかも読んでみてください。  温度上昇で壊れるとも見解と持たれている方もいらっしゃいます。 このページは、振動を主たる故障モードとして書いています。  
     推奨されている解決策は、以下のとおりです。

    (1) マウント・ボルトをリジットの変更する。
    (2) ダイオードボード上のGND側のアルミプレートに穴を開け、GND配線を、オカメのネジ:Φ6mm、ダイオードボードの真下 に配線する。
          ( 下の右の写真のステーター/ロータの真ん中上のネジを使用します)

     ただ、標準のダイオードボードの構造は、私的には、リジット・マウントした場合の耐振動構造に不安があったので、社外品(サンダーチャイルド社製)に交換しています。

      



  •  バッテリー 〜 ミッションのブリーダのGND配線の新規作成。

    正常なGNDを確保する意味で、バッテリー 〜 GearBoxのブリーダのGND配線の新規作成をお奨めします。
    ほとんどの車両のGND配線はコネクター部で腐食、錆が発生しており、抵抗値を持っています。

      

    この車両では、バッテリー(−)と、オカメ部も接続しています。 これは、純正オルタネーターでは、オカメ部でGNDに接続されている為です。
    オカメ、エンジン、GearBoxとΦ5mm、Φ6mmのネジで接続されているだけのGNDに不安があったのと、ネジ山保護の為にグリスを塗布している為です。
    シリンダー・ヘッドへのGND線の接続は行っていません 


  •  グリスの塗布

    電気配線のコネクタ部の全てにシリコングリス、あるいは、CRC556を塗布して、腐食対策を、接触抵抗の低減を行います。

     
  •  ダイオードの溶解(メルトダウン)

     特定のダイオードだけがメルトダウンしている場合もあります。 これの主たる原因は、ラバーちぎれの結果、GNDが浮き、ダイオードが溶解してしているケースがほとんどです。  溶解するのは、上側のアルミプレート(GND)に接続されているダイオードです。

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