Brake Flude
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  •  ブレーキフリュードの交換

    ブレーキ・フリュードの交換について、(エア抜きではないです)


  •  キャッチタンク(?)の作成

    必要工具は、
    (1)ネガネレンチ
    (2)スポイト
    (3)キャッチタンク
    (4)ティッシュ


    以下のキャッチタンク(?)を作っておくと便利です。
    (SHOPでは製品を見かけると思いますが、機能は同じです)

    必要部材

    (1)500ccペットボトル
    (2)熱帯魚用 透明チューブ 1.5mぐらい
    (3)針金 1.5mぐらい


    ブレーキフリュードの交換をする場合には、500ccペットボトルを取っておいて、熱帯魚用の透明チューブ(1.5mぐらい)を買ってきます。 ペットボトルのキャップに、ドリルとか、ガスで焼いたドライバー(いらないやつ)で、チューブにぴったりの穴を開けます。



  •  フリュードの交換


     
    1 マスタを開け、スポイトで、底の方のフルードとゴミみたいなのを吸い取ります。(*)
    (あんまり交換していないと黒いスラッジが見えます)
    2 エア噛みをしない様に、適当なところで、新しいフルードを継ぎ足します。
    3 チューブをつけて、キャリバーのエア抜きに接続して、エア抜きの要領で、ブレーキケーブル、キャリパーの中のフルードを新しくします。
    4 交換が終了したら、ティッシュでこよりをつくって、エア抜きの中のフリュードを吸い取ります。これは、フリュードは吸湿性が高いので、中が錆びないためです。

    (*)100円ショップで販売している、「化粧品詰め替え用スポイト」が秀逸です。



  •  交換時の注意

    交換時には、キャッチタンクをキャリパーより高い位置に吊っておきます。
    針金をキャップの下に巻き付けて、ハンドルのエンド等に巻きます。
    (チューブは、Uの字となる様にします。 Uの字の下側は当然ながら、キャリパーより下側とします)



  •  フリュードの混合

    フリュードは異なるメーカーを混合してはいけないといわれています。
    少なくとも、ハーレー用フリュード、YAMAHAフリュードは、他のフリュードの混合してはいけません。
    ハーレー用は組成がまったく異なりますし、YAMAHAフリュードは組成の%が違います。
    基本的には、同一メーカー、同一品番を使用するのが無難です。

    お店に出すなら、フリュードの銘柄のチェックは実施した方が良いです。


     
  •  エア抜きとフリュードの交換

    エア抜きとフリュードの交換を勘違いしている人もいます。
    フリュードは劣化しますので、3ヶ月毎ぐらいの周期で交換することがベストです。 これとエア抜きを勘違いして、マスターの所でMINになったら継ぎ足して終わりという人を多数見かけますが、キャリパー、ホース、マスターのフリュードを交換して、キャリパーのブリーダーから排出されるフリュードが透明になる様まで、交換します。

    ちなみに、オフロード・マシンでは、3000km程度で交換します。これは、ブレーキを引きずったままでコーナーのアプローチするとか、ブレーキの使い方が過酷なので、この程度の走行距離で、マスター内のフリュードは黄色く変色します。



  •  ホースの取り回し

    純正の配管(右のキャリパー --> フェンダー上 --> 左のキャリパー)では、エアーが混入した場合には、フリュードの交換工具(バキュームで吸い出す工具)がなければ、エア抜きは困難な場合があります。  フェンダー上での「T」字配管に変更するか、SHOP等での工具でのエア抜きを実施しましょう。

     
  •  もっと本格的にやるなら

    キャリパーのピストン裏側のフリュードを交換する為には、
     
    キャリパーの洗浄 キャリパーを洗剤のドブ付けして、洗浄します。 スナップオンのブラシが使いやすいです。 これは、ピストン側面の汚れを落として、ピストンを戻したときにダストブ−ツを傷つけないためです。
    フリュードを減らす マスターのキャップを空けて、フリュードを半分以下に減らす。 
    スポイトを使用すると簡単です。
    ピストンを戻す ピストンを完全に戻します。
    キャリパーをセット キャリパーをディスクローターにセットします。
    フリュードの交換 通常のとおりにフリュードを交換します。

    何回か、繰り返して作業をします。


     

  •  作業性の向上

    作業性を向上させるには、エアー方式のフリュード・バキュームを使用すれば、交換はスムーズに行えます。
    手動式のバキュームでは、作業性の向上は期待できないです。
     

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