Steering_Stem
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  •  ステアリング・ステム・ベアリングのグリスアップ

     
  •     メインスタンドの固定   
     
  •  工具

     
    黒のタッチ・ペイント ステム周囲の錆びの処理
    ポンチ フロント・フォークのインナー位置のマーキング
    ブレーキ・キャリパーを吊る、タンクの養生のウエスの固定
    大きめのウエス タンクの養生
    レンチの駒:Φ30mm トップ・キャップ
    パイプ・レンチ トップ・ベアリング
    ウレア・グリス ベアリング・潤滑 モリブデン系は水で流れるので不可

     

  •  タンクの養生

    タンク全体に厚めのウエスをかけて、取り外したハンドルで傷付かないようにします。ウエスは、ロッカー・カバー等を利用して、紐で、固定して、ズレないようにします。
     
  •  分解

    全てを取り外します。
    ブレーキ・キャリパーを外して、バンパーに固定
    前後のフェンダー
    ライト、ライトステー
    ウィンカーステー
    ホーイル
    タコメーター、スピード・メーター
    メーター・マウント
    ハンドル・クランプ
    ハンドル

     
  •  ステムの左右の動作のチェック、軽さのチェック

    ステムだけの状態で、左右に切って、引っかかりがないことを確認。組み立ての時のトップ・ベアリングの締め付けの為に、ステムの軽さをチェックします。

     
  •  トップ・キャップ

    100Nmで締められています。1/2インチ、500mmソケット・レンチを使用しています。

     
  •  トップ・ブリッジ

    トップ・ボルトを外し、トップ・ブリッジを引き抜きます。

     
  •  トップ・ベアリング

    パイプ・レンチでトップ・ベアリングを緩めます。後は手で、回して取り外します。

     
  •  ボトム・ブリッジの防水処理

    ボトム・ブリッジ側のステム軸(パイプ)は、開放です。下側からの水の進入を防止する為に、バスコ−クで密閉します。 (バスコークなら、水が進入したら、開放するのは簡単です)

     
  •  インナー・レースのチェック、ベアリングのチェック

    フレームのステム側、上下のインナー・レースの傷、打痕をチェックします。グリスを拭き取ってから、手の平で傷を確認。 できれば、交換します。

    ベアリング側は、グリスを拭き取って、パーツ・クリーナーで洗浄後、ローラー面の傷、回り方をチェックします。問題が無ければ、ウレア・グリスを指の平ですり込みます。

    ステム軸、フレームのステム側にもグリスを塗ります

     
  •  ステムの組み立て

    トップベアリングは、パイプイレンチで軽くしめて行きます。分解時のステムの軽さ程度にします。パイプレンチでゆっくりと締めていって、止まった所から、少しだけ、5°ぐらい戻したぐらいが適当です。 大きなネジを締める様に「グッ」と一気に締めてはいけません。ベアリングがダメになります。

     
  •  トップ・キャップ

    トップ・ボルトを付けて、締め付けます。10Nm程度です。
    トップ・ブリッジを付けます。
    フロントフォークを付けて、ボトム・ブリッジを規定トルク(21Nm)で締め付けます。
    トップ・ブリッジは軽く、締めておきます。
    トップ・キャップを100Nmで締めます。
    トップ・ブリンジを緩めて、再び、規定トルク(21Nm)で締め付けます。

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