BING Syncro
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  •  BINGの同調

    PSの調整が不良の場合には、こんな音になります。

     
    左右の設定が合っている場合     (1)    
    いずれかのキャブが薄い方向になっている場合 アイドリングの回転数が周期的に変わっています。 PS -1/4
    いずれかのキャブが濃くなっている場合  (3) (1)に比べて、重い感じのフィーリングになります。 PS +1/4

    このデータでは、片側のキャブだけのPSを -1/4、+1/4 変更した場合の音です。
    車両データ:R100 Trad  しろやぎさんの車両  キャブ調整後100km、サイレンサー:ノーマル、暖気後の状態です。
    しろやぎさん ご協力感謝いたします。

    バキューム・メーター等で同調を取った後、アイドリングの回転フィーリングでも同調を確認することをお奨めします。

    方法としては、比較でしかわからないので、 同調後、片側のキャブのPSを −1回転〜+1回転 1/4ステップ単位で回して、音の変化をチェックして、現在の設定が、(1)の状態であることを確認します。

    メインスタンドを外して、シートに跨って、振動でチェックするのも分かりやすいと思います。



  •  アクセルワイヤーの同調

    エンジンのタペット・クリアランス、点火時期が正常で、かつ、キャブのエンジン側での2次エア吸いが無い、かつ、キャブのジェットのつまり(特にジェット・ニードル)が無いことを前提として、アクセル・ワイヤーの同調がズレていると、振動が多い、アクセルの開け始めでエンジンが停止しそうになるとかの現象が出ます。
    アクセル・ワイヤーの同調は、キャブ側の調整ネジで1mmぐらいの高さの違いで、同調がズレます。 結構、微妙な調整です。

    アクセル・ワイヤーの引き始めの遊びの調整は、粗く調整した後、跨って、ゆっくりと発進して、引っ掛かりが無いかどうか、左右が同時に始まっているかをチェックすると判りやすいです。  左右で違っていると、発信の始めで力強さが無く、回転を上げざるを得なくなります。 左右が合っていると、アイドリング+100rpm(1,200rpmぐらい?)から、半クラッチ-->半クラッチ無しで発進できます。 

    アクセルワイヤーの同調を確認する別の方法としては、スタンドを外して、シートに跨った状態で、左のキャブのワイヤー付け根で、ワイヤーを引っ張ってみます。 同調がズレていると、ケーブルを引っ張る長さにより、エンジンが調子悪い-->調子良い-->調子が悪いと変わります。 左のキャブで変化が無ければ、右のキャブで同様に実施します。 左キャブで変化が無く、右のキャブで変化する場合には、右のキャブのワイヤーを調整します。 調整後、エンジン温度で、同調がズレる場合には、 最初に書いた前提条件が満たされていないです。

    BING:同調が取れていない状態で、アクセルを煽った時の「音」はありません。 
    Tune-Up/FCR/FCRセッティング/FCR同調の音を参照してください。 
    BINGでは判り難いと思います。(BINGの方が寛容です。)

   
        


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