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- 編集中
- 社外品・電気式進角装置
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点火
方式 |
選択
方法 |
変更 |
カーブの数 |
ピックアップ |
コネクタ |
点火
制御
ユニット |
TPS Gear |
価格 |
SILENT |
CDI |
Prog
ram |
可能 |
4 |
付属 クランク |
独自 |
不要 |
有・無 |
300€〜 |
OMEGA |
CDI |
DIP |
不可 |
4 |
付属 |
独自 |
不要 |
無・無 |
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MSD
MC-4 |
CDI |
Prog
ram |
可能 |
4 |
別途 クランク |
無し 要加工 |
不要 |
有・有 |
$700 |
Dyna |
CDI |
DIP |
不可 |
4 |
別途 クランク |
無し 要加工 |
不要 |
無・無 |
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Newtronic |
未調査 |
未調査 |
未調査 |
未調査 |
未調査 |
未調査 |
未調査 |
無・無 |
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ウオタニ |
CDI |
未調査 |
可能 |
未調査 |
未調査 |
未調査 |
不要 |
有・無 |
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ボイヤー |
未調査 |
未調査 |
未調査 |
未調査 |
未調査 |
未調査 |
未調査 |
未調査 |
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EnDuraLast |
トラン
ジスタ |
DIP |
不可 |
2 |
付属 クランク |
独自 |
不要 |
有・無 |
$330 |
Emerald
Island |
無 |
無 |
不可 |
1 |
付属 カム |
純正と 同じ |
必要 |
無・無 |
$330 |
Emerald Islandの製品は、純正と同じく、カム軸にマウントするホールセンサー+電子進角ユニットの製品です。 点火制御機能は無く、純正の点火制御ユニットを使用します。
EnDuraLast製品はIgnition-ON:エンジン停止時に点火コイルへの電流カット回路が搭載されているかどうかは不明 (CDI点火なら、この回路は不要)
点火方式 |
CDI、トランジシスタ点火 |
選択 |
複数のカーブを搭載している場合の選択方法 |
変更 |
走行中にカーブの特性を変更できるるかどうか。
(TPSによるマップ切り替え機能) |
カーブ
の数 |
搭載されているカーブの数 (搭載されていても、2st、4st・4シリンダーなどのバリエーションで、
実質的に選択できるのカーブ1つの場合もあります) |
ピック
アップ |
KITにピックアップが含まれているかどうか。無い場合には、別途、ピックアップを入手、クランクに設置する必要がある。
基本的にはクランク軸からのピックアップなので、ビーン缶から進角用ウエイトを取り除いて流用するのは可
能、但し、SILENTは不可(突起の間隔が特殊) ピックアップの搭載位置(クランク軸か、BMW純正と同じカム軸か) |
コネクタ |
BMWの純正コネクタと同じかどうか
(ピックアップ〜点火制御ユニットまでが全部入りのKitでは重要では無い) |
BB |
純正の点火時期制御ユニットを使うかどうか |
TPS GEAR |
TPS:スロットル・ポジション・センサー 複数のマップを搭載し、かつ、アクセル開度によりマップを切り替える場合には必須の機能。
この信号入力ポートを搭載しているかどうか。 GEAR:ギア・ポジションでマップを切り替えるための信号入力ポートの有無 |
BMW純正のピックアップ(ビーン缶)を取り外す場合には、Motoren Israelなどで販売
されているメクラ不蓋を入手するか、作成する必要があります。SILENTのKItにはメクラ蓋が添付されています。
SILENT製品の価格は構成によって異なります。 300€(シングル・コイル)〜500€(デュアル・コイル、デュアル・プラグ)です。 デュアル・プラグの場合には、別途、シリンダー・ヘッドの加工が必要です。
他のKitでもデュアル・コイル、デュアル・プラグは可能ですが、Kit以外に部品(コイル、配線、点火コード)を追加購入する必要があります。
- クランクマウントについて
2V-Boxerのクランク軸にはオルタネーターがマウントされています
オルタネーターとクランクマウントのイグニッションで、使用できる組み合わせは以下のとおりです。
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イグニッション・KIT |
SILENT
Power BlockIgnition Kit |
EnDuraLast
Spark Ignition System |
オルタネータの方式 |
BMW
純正 |
対応 |
X 未対応 |
EnDuraLast
Charging
System Kit |
△ 欄外参照 |
対応 |
SILENT
14V 320W
Typ3 |
対応 |
X 未対応 |
SILENTのDUCAI用PowerBlockIgnitionKitのマグネット、ピックアップを使用すれば、取り付け可能です。 EnDuraLastのオルタネータはDUCATIと同じです。(BMW用のKITの内容から、この2点を変えてもらう)
EnDuraLast側の取り付け穴は車種(BMW、DUCATなど)を問わず共通)
DUCATI用
EnDuraLast 側の取り付け穴位置
- ピックアップを別途、入手する必要があるもの
MSD/MC-4、Dyna
MSD、Dynaなどの場合には、他社のピックアップを流用するか、
新たにマウント等を作成して、クランクにマウントする必要があります。
純正の場合には、カム軸で1個のセンサーであり、SILETのセンサーはクランク(オルタのロ−ター部)にピックアップが取り付けられ、4+1の突起があり
ます。
- MSD・MC-4
別ページ参照
- MSD/MC-3
別ページ参照
MSD/MC-3は単なるブースター(CDI点火、マルチスパーク)であり、進角制御はできません。 2輪用のMSDを流用することも可能ですが、筐体、消費電流が大き
く、2気筒のサポートは不明です。 4輪用では、対応する回転数が6,000rpm以下の製品もあります(要注意)
- Emerald Island の点火制御ユニット
別ページ参照
- 電子進角制御ユニットに要求される機能
注意:2V-Boxer、ホールセンサーはクランク軸マウント、センサー:2、突起:1の場合
回路構成:
・ホール素子によるセンサー センサー素子:2、突起:1を想定
・2回路並列のプリシジョン・カウンター回路
・進角演算回路
・(進角データ保持回路)
・出力回路
・(ホール素子から、進角データ保持回路へのバイパス)
・センサー
以下の記述は2V-OHV、等間隔爆発4気筒の場合のみ。 90-deg・2気筒、不等間隔4気筒、6気筒は当てはまらない。
クランク軸マウント:センサー:2、突起:1は、カム軸マウント:センサー:2、突起:1と同じ(タイミング誤差は違う)
クランク軸マウント:センサー:1、突起:2は、クランク軸マウント:センサー:2、突起:1と同じ
クランク軸マウント:センサー:1、突起:4は、カウンター回路のGate時間が半分になるが、演算回路の処理速度は倍以上が必要となる
・プリシジョン・カウンター回路
ホール素子からのトリガ信号を貰ってGateを開き、次のトリガ信号でGateを閉じる場合に、回転数の測定分解能はCLK入力の周波数に依存します。10rpm分解能(精度は一桁悪い100rpm)とすると、9,000rpmでは、270kHz以上のCLK、ホール素子:1、突起:4の場合には、540kHz以上のCLKが必要となります
回転数
(rpm) |
周波数
(Hz) |
Gate時間(mSec) |
10rpm分解能
時の
CLK周波数 |
|
1,000 |
33.34 |
30.00 |
--- |
|
2,000 |
66.67 |
15.00 |
--- |
|
3,000 |
100.00 |
10.00 |
--- |
|
4,000 |
133.34 |
7.5 |
--- |
|
5,000 |
166.66 |
6.0 |
--- |
|
6,000 |
200.00 |
5.0 |
--- |
|
7,000 |
233.34 |
4.28 |
--- |
|
8,000 |
266.67 |
3.75 |
--- |
|
9,000 |
300 |
3.34 |
270kHz |
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センサー:2.突起:1の場合
周波数(Hz)=回転数(rpm)/ 60 / 2
カウンターのGate時間(mSec)= 周期(mSec)= 1 / 周波数(Hz)
10rpmとした時のCLK入力の周波数(Hz)= 回転数(rpm)/ 10 * 周波数(Hz)
進角演算回路
センサーのGate時間から内部CLKのパルス数をカウントして、回転数を演算
回転数をテーブルのステップの分解能に合わせて丸める
回転数vs.進角のテーブルから、進角値を算出
回路の進角値から進角演算回路の処理時間を差し引いた時間を算出
設定時間経過後、後段のトリガパルスを出力
(進角データ保持回路)
回転数のスルーレート:最も早いのはニュートラルでアクセルを空フカシした場合です。 この場合には、8,000rpm/2Sec程度となります。 このスルーレート(回転状上昇の速度)に追従するには、1mSecより早い応答特性が必要ですが、カウンター回路の演算時間は周期
により制限されるので、
トリガ信号の出力間隔:前段のホールセンサーからの信号が来る毎に出力
データ処理時間:70μSec以下/データ
データ補間:データ更新するまでは、現在の遅延時間でトリガ信号を点火制御ユニットに出力する
処理内容:カウンターのGate時間で取り込まれたパルス数をカウントして、回転数を演算、プリセットされた進角(遅延時間)を経た後、点火制御ユニットに指定のトリガユニットからの信号で1,000rpmでは30mSec毎、9,000rpmでの3.3mSec毎にしかデータは更新されません。
エンジンはその間も
3,000rpm=50Hz=0.2mSec/Rev なので、2-degの分解能を得るには、1μSec(1MHz)以下の処理時間で、回転数を判定して、遅延を作成する必要があります。 回転数の測定は2系統のプリシジョン・カウンター回路を交互に使用する回路構成が必須となります。(トリガ・ユニットからの信号でゲートを開いて、内部の高速CLKを カウントし、回転数を演算する)
- 燃焼室の形式と進角
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ドーム型燃焼室、スキッシュ無し |
フラットピストン、スキッシュ有り |
アイドリング近辺 (deg) |
15 〜 20 |
3 〜 6 |
最大進角(deg) |
35 〜 45 |
25 〜 35 |
ドーム型燃焼室は2-valveだけです。 4-valveでは、ドーム型燃焼室はありません
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