FI
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  •  フューエル・インジェクション

    ボッシュ製FIの分類 他社では同じ形式でも呼称が違います HONDA PGM-FIなど

     
  •  機械制御

    吸気ポート内への噴射(エンジン燃焼室への噴射ではない)
    燃圧:2.6kg/cm**2〜3.7kg/cm**2

    プランジャーポンプ`方式
    ボッシュ・Kジェトロニック
    ボッシュ・KAジェトロニック

     
  •  プランジャーポンプ`方式

    カムでプランジャー・ポンプ(注射器みたいなもの)を駆動 

     
  •  ボッシュ・Kジェトロニック

    ディーゼル・エンジンの燃料噴射装置を簡素化したもの
    フラップ式のエアフローメーターに燃料噴射プランジャーを直結
    フューエル・ポンプで圧送された燃料の量をレギュレーターで調整
    プランジャでは燃料への加圧は行わない

     
  •  ボッシュ・KAジェトロニック

    Kジェトロニックに排ガス(マフラーへの三元触媒装着車)対応機能を追加 
    O2センサー(ラムダセンサー 酸素センサー)により、レギュレーターでの燃料調整を補正

     
  •  電子制御

    吸気ポート内への噴射(エンジン燃焼室への噴射ではない)
    燃圧:2.6kg/cm**2〜3.7kg/cm**2

    KEジェトロニック
    Dジェトロニック
    Lジェトロニック
    LEジェトロニック
    モトロニック
    LHモトロニック
     
  •  KEジェトロニック

    KAジェトロニックを電子制御化したもの エアフロメーター・電子制御回路・燃料噴射プランジャーの構成となる 排ガス(マフラーへの三元触媒装着車)対応

     
  •  Dジェトロニック

    空気の流入抵抗となっていたフラップ式・エアフロメーターの替わりに
    インテークマニホールド内の圧力(Druck)をプレッシャーセンサー(負圧センサー)で測定、吸気温センサー(吸入空気温度)、スロットル開度センサー(スロットルバルブ開度)から吸入空気量を演算
    燃料圧力:2.3kg/m**2以下 
    この負圧センサーは端子の接触不良、機械部分の故障が多発している部品
    これ以外にも点火タイミング・センサー(デスビ内)、スロットル開度、水温センサーを搭載して燃調を補正
    後期型では、トリガはデスビからイグニッション・コイルの1次側に変更
    グループ噴射

     
  •  Lジェトロニック

    エアフローセンサー(吸入空気量)をエアクリーナーとスロットルボディの間に装着
    センサーは当初はフラップ式、その後ホットワイヤー(熱線式)、カルマン渦式に替わり流入抵抗を低減
    スロットル・バルブ・開度・センサーがあり、開度:0(アイドル)では燃料増量補正、アフターアイドル増量補正、異常温度でのフューエルカット
    全開時にも、レブリミット(最高回転数の制限)時の燃料カット、急加速時の燃料増量補正(加速ポンク)
    燃圧:2.5 kg/m**2(マニホールド負圧を基準にして)はレギュレーターが自動調整
    全気筒同時噴射 (ただし 1回の噴射量は要求噴射量の50%)

     
  •  LEジェトロニック

    K75、K100-2V

    燃料系、点火系それぞれ別個のCPUを装備  点火系はデジタルIGと呼称
    アイドル時の燃料増大
    アクセルOFF時の燃料噴射の停止
    レブ・リミットでの間引き噴射、噴射の停止機能

     
  •  モトロニック

    K1、K100-4V K1〜R1150系まではモトロック
    横Kシリーズ、R1200系、F系は未調査

    機械式エアフローメーター、空気量測定に電圧感知式を取り入れた
    ひとつのデジタルシステムで燃料噴射とイグニッションの両方を制御
    Lジェトロからモトロニックへの変更は燃調マップの3次元化や制御パラメータの増加やECUの演算速度の向上 (パーシャルと全開の燃調マップは違う)

    アイドル時の燃料増大
    アクセルOFF時の燃料噴射の停止
    レブ・リミットでの間引き噴射、噴射の停止機能あり
    排ガス(酸化還元・3元触媒)対応
    冷間時、ヒート時のマップ切替、急アクセルでの燃料増大補正

     
  •  LHモトロニック

    エアクリーナーとスロットルボディの間に装着エアマスセンサー(空気の流入量)にホットワイヤー(熱線)を採用

     
  •  燃圧

    単位はkg/m**2、「atut」とも記載がある場合には、「以下」、あるいは「未満」
    Druck in at ?ber dem Bezugsniveau:値よりも高い圧力
    atu (Druck in at unter dem Bezugsniveau):参照値よりも低い圧力

     
  • 噴射方式

    同時噴射方式

    クランクシャフトが1回転するうちに、全シリンダのインジェクタが同時に燃料を噴射する。制御が単純だが、吸気行程でないシリンダにも燃料噴射が行われるため、燃料の滞留が起こり、応答性が劣る。

    シーケンシャル噴射方式

    各シリンダごとに吸気行程の直前に燃料を噴射するため制御が複雑になるが、燃料の滞留が起こらないため応答性に優れている

    グループ噴射方式

    全シリンダのインジェクタを幾つかのグループに分け、それぞれのグループごとにクランクシャフトが2回転するうちに1回燃料を噴射する。
    同時噴射方式とシーケンシャル噴射方式の中間の特徴がある

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