Pre-Attach FCR
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FCR Pulley

  •  仮付け

    スピゴット、FCR、アクセルワイヤー等を付けて、寸法、アクセルワイヤーの動作をチェックします。
    寸法等で不具合があれば、修正します。

     
  •  タイコの位置と穴の加工

    純正のアクセル・ワイヤーを使用する場合です。 
    社外品のワイヤーを使用する場合には、この限りではありません。
    アイドリングストッパー側から3つ目ノタイコ穴を使用します。
    2つ目では全開になりません。
    4つ目では、ワイヤーが届きません。  
    これは、タイコ〜取り付け用ステプレートまでのワイヤ露出部の長さに決まります。

    FCRの全開位置:丈夫のカバーから上側にフラットバルブが出た状態です。カバーのふくらみに両サイドのローラーが当たる位置です。

      

     
  •  割りナットの作成(アクセル・ワイヤのキャブ側取り付け部用)

    FCRのアクセルワイヤーの固定にはステートプレート を使用します。 2つのナットでプレートを挟んで、固定します。 汎用パーツなので、プレートはバカ穴で、ネジは切られていません。純正のアクセル・ケーブルでは、ナットが一つだけセットされています。 2つ目のナットをセットする為に割りナットを作成します。
    これは、どのステートプレートを使用しても同じです。

     
  •  FCRプーリーの3番目のタイコ穴の改造(切削)

    純正のケーブル、その互換ケーブルでは、タイコが使用するタイコ穴(アイドリングストッパー側から3つ目のタイコ穴)より大きいです。 必ず、穴を拡大する必要があります。 
    そのままの状態で作業すると、プーリ内側のリターン・スプングを削ってしまいますので、
    必ず、分解してから、作業します。


     
  •  アイドルリング調整用ノブの固定

    アイドリング調整用ネジには長いワイヤー+ネジがついています。固定しない場合には、走行中にプラプラとゆれていますし、イタズラをされる危険性もあります。 短いネジに変更することも可能ですが、左側の調整が面倒臭くなります。 現在の固定方法は写真のとおりです。

     
    左側:FCR-MX用         右側:自作


  •  チェック箇所

    分類 項目 チェックポイント 対処方法
    アクセル 開度 想定したアクセル開度になっているか? 別のアクセル Ass'y
    . キャブ側 タイコと取り付け穴の寸法 .
    . 取り付けプレート 固定ネジ 別のプレートの入手
    エンジン側 エンジン側スピゴット エンジンに正しくネジ込めるか? ネジ山修正
    . 負圧取り出し 取り付け位置の確定 (注-1)
    . キャブ側スピゴット アダプターの装着 アダプター修正
    エアクリーナー側 アダプター つぶれは無いか? .
    . . 隙間はないか? .
    . 寸法 取り付け寸法のチェック .
    燃料パイプ 燃料モレ 燃料モレがないかどうか 部品交換
    フットレスト ブレーキペダル ペダルとの間隔のチェック ペダル位置修正

    注-1:負圧取出しを付ける場合には、一般的には、エンジン側のスピゴットに取り付けます。
        仮組みをして、円周上のどの位置に取り付けるかの寸法チェックを行います。
     
    エンジン側のゴム・スリーブがしっかりとスピゴットに固定されているかを確認します。 
    紹介しているSAMCOのゴムの内径は、スピゴットより小径です。これは、ゴムの伸びを考慮して、選択しています。バンドを着けなくても、2次エア吸いが無いぐらいの状態です。



  •  純正スピゴット、BINGキャブの再取り付け

     純正スピゴット、BINGキャブの再取り付けを行い、FCRのセッティングの前にエンジンの暖気ができる状態にします。 この時には、耐熱グリスを塗って、手で締めておきます。

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