FCR's Parts Cabrators Preparation Dimension Remove Spigot Pre-Attach FCR Warm Up FCR Setting Current Setting 4 Season 4,000〜5,000rpm Tools for FCR Maintenance
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- FCRの取り付けと調整について
FCRの装着と調整について記述
FCRへの換装はエンジンが完調な状態で実施
不調のエンジンでキャブを換装しても、不調の原因がわからなくだけで、何のメリットもありません。
取り付けた状態はこんな感じです。 ステートプレートは75度
75度では角度がきつく、アジャスターの根元で被覆にクラックが入る
ステートプレートを15度に変更。 こちらの方がアクセルワイヤの取り回しに無理がありません。
- キャブのセッティングを楽しめますか?
アイドル+αのアクセル開度の少ない箇所の設定は、フロートを外して、SJの交換
全体の調整で、MJ、NJを交換した場合には、SJから再調整と手間がかかります。
機関温度を一定にして、アクセル開度、アクセルの開ける速度、高度(燃調比)でチェックしてバランスを取る必要があります。
バランスが取れていれば、四季による燃調の補正はPJの1/8〜1/4で済む様です
お店にキャブの取り付けとセッティングを依頼したとしても、標高差、外気温の差により設定した値からズレます。このズレが許容範囲なのかのチェック、許容範囲外の場合の調整の追い込みはユーザーでなければできないとお思います。 それは、アクセルの開け方とかには個人差があるからです。 それに特定の回転域の息継ぎが発生したら、キャブ以外の設定の変更などを実施しなければならいでしょう。 自分としえは、これらの状況とか、セッティングの工程を楽しめそうかどうかを、初めに、考えるべきだと思います。 セッティングはイヤというのなら、SHOPに調整の追い込みまでオーダーするか、BINGで楽しむことをお奨めします。
- FCRへの換装の意味
FCR、TMR等のキャブに換装する場合には、目的な何なのかを明確にした方が良いと思います。 SHOPに取り付け、調整を依頼しても、金額、納期がかかりますし、場合によっては完調では無い場合が多いでしょう。
ましてや、自分で取り付け、調整をする場合には、かなりの時間と期間をかける覚悟が必要です。 もちろん、いままでにキャブの換装が経験が豊富であるエキスパートの方
は問題無いでしょう。 また、チューンアップをするといっても所詮は古いエンジンです。何を求めるか? ゴールに対して支払う対価(金額、時間)を勘案する必要があると思います。
たとえば、 1、2V-OHVのドロドロしたおおらかさが大好きだが、FCRに換装したい。 2、峠命の走りをしたいのだが、たまたま2V-OHVを購入したので、 特に大好きってわけではないが、水冷国産4発と同等以上の速さにしたい。
なんてことをを追求しても、ムダだと思います
- 前提条件
エンジンン・ヘッドの状態(バルブ周り)、圧縮比、タペット、点火系、電気系が完調な状態で換装すべきです。 不具合があるまま換装しても何のメリットもありませんし、調整途上で余計な工数を浪費するだけです。
- 調整がひととおり、終わったら
スロー系、中速(主にニードル・ジェット)が終わったら、エンジン・オイルを交換しておきましょう。 ここまでの調整では、不適切な空燃比で稼動していたり、生ガスがシリンダーの流れ込んだりした と思われるので、その後の調整等でエンジンの負担を掛けないためにも、エンジン・オイルを交換しておきましょう。
- 全域での濃淡
全てのアクセル開度、全てのアクセルを開ける速度(急アクセル、緩アクセル)、全ギア、平地から高地までで、全域で同じ濃さにはならないと思います。
どこかで妥協するか、全部をやるか等の選択があることを憶えておきましょう
全部をやるとは?
・マフラー、エキゾーストを変える
・エアクリを変える(インテーク・パイプの径の改造、インテークパイプの増設、容量の増大、吸入効率の良いフィルターへの変更など)
・エアクリ〜キャブのパイプ径を変える など
- 自宅前での調整について
自宅が閑静な住宅街で、ご近所とのお付き合いをスムーズにしたいなら、自宅前でのスロー調整はあきらめ、別の場所を探しましょう。 モーターサイクルの馴染みの無い人にとっては、騒音、近所迷惑以外の何者でもないでしょう。
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