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- インダクション・パイプの位置の変更
このページの内容は、港北SAでお会いするR100RS2本サスの方に教えていただいた内容です。
純正のエアクリーナーBOX内部のインダクション・パイプは、左右の吸入口が重なり合って(オーバラップ)います。 流体としての空気を考えると、ここでは、乱れた渦流が発生して、有効な吸入口の口径を小さくしている可能性があります。 内部のインダクション・パイプ(図番-12、13)の位置を変更することにより、この渦流の発生を小さくする加工です。 劇的な効果は無いですが、3,000rpm近辺での振動が低減され
、スムーズになります。 ノーマルのR100モノサス(32φBINGキャブ)では、高回転域でのパンチが出るらしいですけど、確認していません。
渦流、エアクリーナー吸入口(図番-1、2)からの慣性を考えると、左側のパイプが前側なので、フタの左半分に突起を設けて、空気の流れを制御することとか、左右のインダクションパイプの間にセパレータ(口径の1/2までカバーする)を設置するとかも効果があるかも知れません。
エアクリーナーは、K&N等の高効率型が良いようです。
動作確認:R100R+Siebanrock+320°cam+FCR+MDS-4
R100RSモノサス、Siebenrock+delordo
赤線の方向(外側)に回す。
位置決めの爪の位置
重なりの度合い。
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