Carburetor
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  •  Bing Cabのフロート・ガスケット

    純正はコルクのガスケットで、結構、劣化して、漏れます。 社外品ではシリコンのガスケットも販売されています。日本では販売されている箇所を見つけれませんでした。 A&S BMW MotorCycle SHop/USA ではリストされていました。

    紹介のページ:
    http://www.webbikeworld.com/bing-carburetor/

     
  •    リザーブとタンクの錆

    コックはタンク側のネジ部の端面が平面であることが前提です。
    リザーブをあまり使わない場合、屋外駐車などでは、コックのナットをねじ込む「タンク側」の底面が虫食いになっている場合があります。 時々はコックを外してチェックする、リザーブを使うことを心がけましょう  ここが虫食い状態だと、シールテープでネジ山部をシールしても、コックからガソリンが漏れます。 修理はガソリンを抜いて、タンク側の底面をオイルストーン等で平面出しをする必要があります
     
     
  •  タンクのサビとコックとオーバーフロー

    タンクの内部コーティングの剥がれ、錆び等がキャブに来ると、オーバフローが発生します。
    必ず、ガソリンコックの後ろ側にフューエル・フルターを装着しましょう。 外部に露出しているので、いたずら、思わぬ事での破損の可能性もあります。 プラスチックよりは金属性のボディの方が信頼性があります。わたしはPOSH製(モンキー/カブ系の部品の製造・販売が主)の金属製ボディ、分解、清掃可能を装着しています。
    中古車量を購入する場合には、必ず、タンク内の錆び、コーティングをチェックしましょう。
    中古車両を購入したら、できればタンク内に洗浄、コーティングをするのがお勧めかもしれません。
    稀なケースではガソリン・コック内部で錆びが発生している場合もあります。 できれば、購入後は分解、清掃した方が良いです。


    普段から、停車時には、ガソリン・コックをOFFに する習慣をつけましょう。 BINGキャブはオーバフローした場合にドレン・パイプが無いので、ガソリンがクランク室に流入します。
    その状態でエンジンを始動すると、エンジンでダメージを与えますし、車両火災の危険性もあります。

    流入が判明したら、シリンダー、オイルパン、オイル・フィルター、GearBoxを外して、オイル排出後、数時間は乾燥後組み立てるのが最善です。
     次善としても、オイルパン、オイルフィルターは外して、オイル排出後、数時間は乾燥後組み立てる。
    最低元


    クランクのメタル。ベアリングはオイルがあることが前提ですから、ガソリンで希釈されたオイルではダメージがありますし、クランク軸後端のオイルシール(2本サスモデル)、オイルフィルターのOリング、オイルパンのガスケットなどもダメージを受けます。
    流入が判明したら、オイルフィルターを外し、オイルパンを剥がして、オイルを完全に排出した後、
    オイルステイク、プラグ、カムカバーなどを外して、そのままで数時間は放置してから、組み上げる。
     組み上げてからは、プラグ穴からオイルを垂らしてやって、エンジンを始動せず、5速に入れた状態でホイールを回して、クランクのペタル・ベアリング、ピストンリングなどにオイルを充分に回してやるとか、

    ガスタンクのコックの後に、フィルターをつけた方が良いと思います。

     
  •  タンクャップの空気孔

     高速道路の連続走行中でガス欠の様な症状でなる原因の1つとして、タンクキャップの空気孔が詰まっていることがあります。
     確認の方法は、鍵穴からCRC-556を吹いて、下の4つの穴から、直ぐに出て来るなら、OKです。
    直ぐに出てこない場合には、錆等で通気孔が塞がっています。 下の4つの穴、鍵穴からパーツクリーナーを吹いて洗浄します。 最後にはCRC-556等吹いて、内部のロック機構の防錆処理をします

    1978年頃にタンクキャップの設計が変更になったしょうです。 初期の頃のタンクキャップは空気穴に問題があり、タンク内の空気が抜けないので、改造を推奨しているページもあります。
    http://bmwmotorcycletech.info/fuelfltrs&petcocks.htm

     
  •  タンクのブリーザー・ホース

    タンクのブリーザー・ホースにクラックが入っている場合には、必ず交換しましょう ここは頑丈なホースが良いので純正ホースが良いと思います。 クラックがあると、万が一あふれた場合に左シリンダーにガソリンが掛かります。 火花が無ければ燃えないとは思いますが、敢えてリスクを取る必要も無いと思います。


     

 


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