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- イグニッション・ケーブル
消耗品と考えて、定期的(2年ぐらい)に交換することをお奨めします。
純正ケーブルでは、金属のプラグキャップ部で、劣化によるリークが発生します。
NGK等の汎用品に交換することをお奨めします。
プラグキャップとケーブルが別体の場合には、2V-Boxerでは雨が直接かかるので、劣化した場合には、ここからリークします。
純正のコイルを使用する場合には、純正のケーブルについているコイル側の端子を再利用します。
バイク用品店で販売されているダイナコイル用接続端子(ハーレー用端子と言う商品名)が使用できるかどうかは知りません。
テイラー
など、磁気コアに極細い銅線をスパイラル状に巻いたイグニッション・ケーブルではハンダ付は面倒です。(銅線を追加してハンダつけします) あえて、このタイプを購入する必要は無いでしょう
- プラグのギャップ、碍子の汚れ、外部の碍子の汚れ
1回〜2回・年ぐらいはプラグキャップ内、プラグの碍子部分の清掃、プラグを外して焼けのチェックをしましょう。
保護の為にプラグキャップのネジ部にはスレッジ・コンパウンドを薄く塗っておきます。
プラグ・ギャップの標準推奨値は0.68mmです。 プラグ・ギャップは広い方がアイドリング近辺でのセルフ・クリーニング機能が上がるのですが、純正コイルの場合に、プラグ・ギャップを広げると高回転では失火する場合があります。
コイルをダイナとかの高電圧出力に変えて、ギャップをコイルの推奨値に広げると、アイドリングの安定とかに
寄与しますが、イグニッション制御ユニットの出力電流が多くなり、負担が増えます。
CDI点火ユニットに変更する場合には、イグニッション制御ユニットの出力電流は増えません
高価なプラグを使用するのも方法ですが、 内部の碍子の汚れを考えると、標準プラグをバンバン交換する
のも方法と思います。 今は、BP7ESを5,000km毎に交換してます。 ¥150/本
補足:Siebenrock のシリンダー/バレルにした時から、BP7ES/BP8RS
--> B7ES/B8ES に変更してます。
(BP
の方がセルフ・クリーニング機能は高いと思います)
補足:2004/05現在、ND Iridium Tough VW22
を使用しています。
- 点火コイルへの接続端子
ダイナ、MSD等のコイルへのへ接続は、ダイナ用端子を使用しますが、結構、折れたり、抜けかけたりします。
イグニッション・コードをフレームにタイラップで留めるとかをしておくと安心です。
現在は、下記の様に固定しています。
黒キャップをタイラップで固定して、共締めしたタイラップで、ケーブルをコイル側に引っ張って、固定
- グリスアップ
プラグ、ケーブル、端子には、以下の処理をしておくと良いです。
部位 |
処理 |
目的 |
プラグのネジ山 |
耐熱グリス |
かじりの防止 薄く塗る |
プラグの外側の碍子 |
シリコングリス |
張り付き防止、汚れ防止 |
コードの外被 |
シリコングリス |
ごみ付着の防止 |
コイルの2次側端子 |
CRC-556 |
腐食防止 |
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