Change Engine Oil

　交換の注意

　

ドレインのクラッシュ・ワッシャーは新品にする

エンジンが過熱していない時に作業します。　
走行後は作業時に火傷をする可能性が大きいです。

R100R/R100GSでは、オイルフィルターカバーには、ゴム製のOリングだけを使用します。

　準備する工具、消耗品
　

工具	3/8インチ・ソケット・レンチ	延長ロッド
	駒・5mm・HEX・ロング	オイル・フィルターのフタのHEXネジ用
	3/8インチ・トルク・レンチ
	エンジン・オイル・ジョッキ	2Lあたりが使い易いです。　２回に分けて、注入
	ミッション・オイル・ジョッキ	フタ付、口がミッションの注入口にぴったりである事
	針金	ミッション・オイル注入時のジョッキを釣る為
消耗品	廃油入れ	ゴミとして出せるオイル・パックンとか
	ガスケット
	ダンボール	ファイナル・オイル交換時の養生
	ウエス

純正のボルトでは、普通のソケットの駒とHEXの駒を用意します。エンジン・オイル・フィルターのフタは、エキゾースト・パイプ等が邪魔になるので、HEX・ロング・ソケットの駒を用意します。

Motobins等で販売されてる磁石付ステンレス・ドレン・ボルト、ステンレス・注入口・ボルトにしておくと、HEXの駒だけで良いです。一部の磁石付・ステンレス・ドレン・HEX・ボルトは、輸入屋ビーマーあたりにだけにしか無いものもあります。（ファイナルのだったと思います）

　

　オイル交換エンジン・オイル、ミッション・オイル、ファイナル・ドライブ・オイル

　締め付トルク　エンジン・オイル交換

R100R/R100GS系では、オイルクラーへの配管を外した方がスムーズに作業できます。
モノサス・R100系のサーモスタッド・モデルはオイル交換をしたことが無いでわかりません。
　　　　　　　　　　　　　　　

ボルト	締め付トルク　N・m
エンジン・ドレイン	30
ミッション・ドレイン	26
オイルフィルター・カバー	10　(*)
オイルクーラーへのバンジョーボルト	20
サーモスタッド・カバー	10　(*)）

　締め付トルク　ミッション・オイル交換

　ミッション下のチャンバーがある場合には、ダンボール等で、養生をしてから、オイルを排出します。養生をしないと、オイルがチャンバーにかかるので、再起動時に盛大な白煙が上がります。

　ミッション・オイルは粘度が高いので、注入に時間がかかります。注入口の口径にぴったりした「2L　フタ付きのオイルジョッキ：これがぴったりです。」をハリガネ等で釣っておくと良いです。
　
　

ボルト締め付トルク　N・m

ミッション・ドレイン 26

ミッション・注入口 31

　
　締め付トルク　ファイナル・ドライブ・オイル・交換

タイヤ側にダンボールで養生します。
　

ボルト締め付トルク　N・m

ファイナル・ドレイン 23

ファイナル・注入口 23

　
　ドライブシャフトのブリード・オイルの掃除

スイングアームのゴムブーツ部のタイヤ側、トルクロッドをダンボールで養生して、スイングアーム側をめくって、ミッションからのブリード・オイルを排出しておきます。

　
　補足

　全てのドレンボルト、注入口には、クラッシュ・ワッシャーが使用されています。　必ず、新品にしましょう。　価格が安いので、こんな部品をケチっても意味がありません。

　
　エンジン・オイル

2003年12月現在のオイル：SUNOCO REDFOX 15W-50 エステル系100%化学合成油
2011年、プッシュロッド、オイルパン等のガスケットからのオイル漏れ無し

http://www.sunoco.co.jp/product/bike/index.html
日本での製造元のHP

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