Orginal Unit
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Inside

  •  純正の点火系の部品・社外品
     
    部品名 販売元・製造元 部品番号 概算価格
    トリガユニット(Been-Can)のスプリング Motobins 72620 £2.75
    イグニッション制御ユニット
    (トランジスタ方式)
    純正部品 12 14 2 325 477 $140-
    Thunderchild  Ignition module $55- + 送料
    Motobins  70800  £40.0
    イグニッション・コイル Dyna 下欄を参照 ¥5,000-
    Accel 未調査 未調査


     トリガ・ユニットは純正部品ではAssyでの交換です。スプリングが劣化、あるいは塗布されているグリスが劣化すると、最大進角度のエンジン回転数が変わったり、進角の途中がスムーズではなくなります。 純正の張力のスプリングはMotobinsから入手できます。 スプリングを変更したい場合には、TuneUpの項目を参照してください。ホールセンサーも部品での入手が可能です。 詳細はTipsを参照してください。
     イグニッション・制御・ユニットは、搭載されていた対応するイグニッション・2本サス時代(ポイント式)、モノサスの初期、R100GS系で部品番号が違います。

    アクセルのコイルは、ノロジーのデモKITで使用されているコイルです。

     

  •  純正イグニッション・コイルの1次側抵抗値

    コイルは、モデル+年式で違います。 イグニッション・コイル により、適合するイグニッション・制御ユニットが違います。

    モデル 純正・イグニッション・コイル
    1次側抵抗値
    イグニッション・
    制御ユニット・型番
    ダイナコイル
    抵抗値:ボディー色
    2本サス 3Ω 
    (6Vコイル2つを直列接続)
    1214-2325-284 3Ω:緑  
    モノサス 1.3Ω(たぶん) 1214-2325-284
    1214-1244-477
    1.5Ω:オレンジ
    R100R/R100GS 1.1Ω 1214-1244-477 0.7Ω:青

    純正コイルの一次側抵抗値のデータの出所は忘れてしまいました。 

     

  •  ダイナコイルの適合

    搭載されているイグニッション・制御ユニットによって、推奨コイルが異なっています
     
    ダイナの色 一次側
    抵抗値
    適合モデル・年式 イグニッション・制御ユニット
    型番 備考
    2本サス  ポイント式 1214-2325-284 ツインプラグ改造時のは3Ω
    茶色(オレンジ?) 1.5Ω モノサス  1982〜1992 1214-2325-284  
    茶色(オレンジ?) 1.5Ω モノサス  1993〜1995 1214-1244-477 白文字 (*)
    茶色(オレンジ?) 1.5Ω モノサス  1993〜1995 1214-1244-477 ピンク文字 (*)
    0.7Ω R100GS/R100R 1993〜1995 1214-1244-477 薄青色         

     

    注意

    (*)  イグニッション・制御ユニットの型番により、適応コイルが異なります。同一型番のイグニッション・制御ユニットで、1.3Ω〜1.1Ωの純正コイルが使用されています。

     一般的には、CDI点火の場合には「1Ω以下」、トランジスタ点火の場合には「1Ω以上」のイグニッション・コイルの一次側抵抗が推奨されます。これは、点火装置(CDI、あるいは、トランジスタ)の出力インピーダンスとのマッチングからの推奨値です。 CDI点火装置で、「1Ω以上」のコイルを使用した場合には、スパーク電圧の低下、パルス幅が狭くなるとかの問題が発生します。 トランジスタ点火装置で「1Ω以下」を使用した場合には、点火装置の出力のドライブ能力に余裕があれば、問題なく動作します。

    2次側出力コネクタカバーのクラックの対策品であるイグニッション・コイルの1次側抵抗値は、0.7Ωとの情報もありますが、未確認です。
     



  •  イグニッション:ON、エンジン:OFF時(停止)の出力:OFF制御

     モノサス以降のイグニッション・制御ユニットでは、イグニッション:ON、エンジン:OFFの状態では、数秒(2秒程度)経過すると、 イグニッション・制御ユニットの出力はOFFとなります。
    KICK-STARTERの場合には5秒です。
       
     しかしながら、ハーレー、GUZZIの旧モデル とか、BMWの古いモデルではこの制御回路は搭載されていないのので、イグニッション・コイルにはDC電圧が印加されたまもとなり、エナメル被覆が溶けて、線間でショートしてします。 点火コイルの「棚落ち」と呼ばれる故障です。 

     これは、トランジスタ点火の場合には、常時、コイルに電圧が印加されており、トリガユニット(ビ−ン缶 )からの信号が来ると、OFFとなります、この時にコイルの2次側に高圧のパルス信号が出ます。 イグニッション・ON、エンジン・停止では、コイルに常時12V-DCが印加されたままとなり、、コイルが加熱します。
     CD点火の場合には、通常はコイルには電圧が印加されておらず、 トリガユニットからの信号が来ると、パルス信号がコイルの一次側に印加され、2次側にはコイルの巻線比に応じたパルスが出力されます。

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