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  •  充電回路

    注意:B(+)端子は、バッテリー(+)〜 セル 〜 ダイオードボード:B(+)端子と接続されています。

     

    UVW:オルタネーター・ステーターの3相出力はBig-Diodeにより、全波整流されます。
    D+:UVWの3相出力から、3つのダイオードで半波整流して、ローターに励磁電流を供給します。この励磁電流は、レギュレーターにより制御されます。 具体的には、ブラシのDF端子への供給電圧をCHOPPER(チョッパー動作)でON/OFF制御することにより、D+の電圧を13.5V〜14V程度にします。 
     チャージ・ランプはローターの断線、あるいは、レギュレーターの故障により、D+とバッテリーの開放端子電圧(12V)の電圧差が大きくなると、点灯します。

    現代の4輪、R1100/R1200などのオルタネーターはICにより励磁電流をリニアに近い制御をしています。このレギュレーター方式は旧式と言えます

     
  •  励磁式オルタネータのレギュレータ回路の種別

    (+)側制御、(−)側制御の2種類があります

    BMW純正の励磁式オルタネータでは、フィールドコイル(ローター)の(+)側で制御しています。YAMAHA XS-1などは(−)側で制御しています。
     RR45など、実績のある社外品のレギュレーター&レクテファイアが$100-程度で販売されてますが、フィールドコイルの励磁電流・OFF時のスパイク電圧の低減を目指して、自作、流用を目指す時には要注意です。

     基本的に励磁電流はON・OFF制御です。 励磁電流OFF時にコイルのL成分で逆起電力が発生して、スパイク状の電圧が発生します。ON・OFF時の波形が急峻であるほど、高いスパイク電圧が発生します。振幅:-20V〜+50V パルス幅:数μSec以下
    減少させる為には、励磁回路の配線長を短くする。 IC制御により、ON・OFF動作では緩やかにOFFする、ON・OFF制御を10mSecより長い周期にするなどの処理機能を実装するのは意味があります。
    RR45などの製品がどの様な回路実装をしているのかは不明です


     
  •  純正オルタネータの配線

     
     




     

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