Lamp
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  •  チャージ・ランプ

    チャージランプの目的
    ・ローターの断線など、オルタネーターの異常の表示
    ・48Ωの抵抗として、ローターへの励磁電流を制限 

    GENランプは、バッテリー端子電圧(B+)とレギュレターのD+端子で電位差が大きいと点灯します。

    ランプ単体では、
    3Wのランプなので、I = P / V=3/12=250 mA 
    I=V/R:イグニッション:ON、エンジン:OFFでは、R = V/I = 12 / 250mA = 48Ω
     
    . 標準バッテリー MFバッテリー ドライ・バッテリー
    イグニッション:ON エンジン:OFF 点灯 点灯 点灯
    1,500rpm程度 薄く点灯 薄く点灯 薄く点灯
    2,000rpm程度 消灯 消灯 薄く点灯

    ドライバッテリーで、満充電の場合には、バッテリー端子電圧=14Vと高くなります。 なので、満充電では、2,000rpmでも薄く点灯します。 放電が進んで、端子電圧が13V以下になると、電位差:0.5V  電流:10mAとなり、ランプの点灯が見えなくなります
    (2,000rpm時のD+の電圧12.4V  I=(14-12.4V)/48=約30mA:薄く点灯)

     

  •  チャージ・ランプ
     


    R100R Mystic のダッッシュボード 図番:13のコネクターをインジケータ裏側から簡単に外せます。
    ウェジ球:T7、12V3W   (R100RS等も同じW数です)

     
  •  チャージ・ランプのLED化、もしくは、抵抗による置き換え

    以下は、実際には改造していないので、 値に対して責任は負えません

    海外のサイトでは、ランプ切れに対応する為に、470Ω/1Wの抵抗を並列に接続(LED化をしていない場合)している様です。  この場合、ランプが切れていない時の合成抵抗:52Ω(励磁電流:230mA)、ランプが切れた時の合成抵抗:470Ω(励磁電流:25mA)
     ランプ切れの場合には、 ローターの励磁電流が確保されないと思いますが、エンジンの回転数が上昇したら、D+端子から電流が供給されるものなのかはわかりません (実際に試してもいません)。   
     
     レギュレ ーターは、単に14V以下にしているだけで電流の制御はしていないので、230mAを基準に考えると、エンジン起動時に必要な電流を確保する為には、 ランプの抵抗は3W・フィラメントなので、48Ω。 電流:約230mA = 12V /(48Ω:ランプの抵抗+3.5Ω:ローターの抵抗)。 LEDを定電流ダイオードで駆動すれば、ダイオード側は15mA一定電流が流れるので、並列に接続する抵抗値は、(12V ー 0.8V)/ 215mA = 48.6Ω 

     消費電力:2.58W なので、実際に使用するのは、51Ω 5Wの抵抗が推奨されます。振動で抵抗の端子が切れたりしない様にボードにマウントしたり、ヒューズ・ホルダー等を改造して、端子に力がかからない様にして実装した方が良い と思います

    ローター停止時の電流:約230mA
    ローターの抵抗:3.4Ω〜3.7Ω、
    D+端子の最高電圧:14V(標準のレギュレーター)


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