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- オイルクーラーの交換
この車両はオイルクーラーをちょっと大型のに変更しています。 #6のフィッティングで、オイルフィルターカバー側のオリーブは側面を削る必要があります。コアの左右にあるサポート取り付け用のボルトは装着した方が良いです。 これは、冬季の冷間時の油圧が10kg./cm2
近くになること、振動へのクラック対策の2つの為です。
現状では、フルブレーキ時にブレーキホースがコアにあたる為に、スパイラルチューブで保護しています。
湾曲薄型、あるいは、ドカッテイの様な薄型のコアの方が良いかもしれません。
ホース :AN#6
エンジン側:AN#6ホース用バンジョーアダプター 内径:12mm
クーラー側:AN#6用180°アダプター
バンジョーアダプターは、内径:12mm、14mm、16mmの3種類がある様です。
他社の車両用を流用する場合には、注意してください。 KAWASAKI/ZRX,GPZシリーズは、エンジン側の
バンジョーアダプターは、14mmです。
- オイルクーラーの変更に意味はあるか
油圧データのページを参照してください。 使用状況が峠とか高負荷の場合には効果があります。
使用状況が高速を使用しての連続ツーリングとかでは、シリンダーでの冷却が優れているので、
不要かもしれません。 渋滞での発熱には当然ながら、効果はありません。 東京都内とか、渋滞が多い場合には、電動ファンの追加の方が効果があります。
この車両では、オイルクーラーを大型に変更する前にオイル容量を3.5Lに増量しています。
残念ながら、2.5Lの状態での油温は測定していません。
ノーマルエンジンの場合には、純正のオイル容量、純正のオイルクーラーがベストであると思います。
高圧縮比、ハイカム、キャブ変更、点火系強化を実施し、峠とかを飛ばす場合には、夏季にのみ意味があると思います。
- 油温は、以下の様な感じです。 いずれも、30分以上とかで、温度が安定した時のデータです。
オイル銘柄によっても温度は変化します。
測定条件 |
外気温 |
5度 |
20度 |
30度 |
5度 |
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オイル
クーラー |
社外品
300m幅
9段 |
社外品
300m幅
9段 |
社外品
300m幅
9段 |
純正 |
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オイル
クーラー
カバー |
有り
全面 |
無し |
無し |
無し |
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オイル |
SUNOCO
REDFOX
15W-50
3.5L |
MOTUL
300V Comp
15W-50
3.5L |
SUNOCO REDFOX
5W-50
3.5L |
SUNOCO REDFOX
5W-50
3.5L |
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回転数
(rpm) |
ギヤ |
油温(摂氏) |
3,000 |
5 |
75度 |
75度 |
95度 |
70度 |
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4,000 |
5 |
80度 |
80度 |
100度 |
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5,000 |
5 |
100度 |
100度 |
110度 |
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5,500 |
5 |
115度 |
115度 |
115度 |
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- 2005/01
2004/10にパンク(3回目、同一箇所)して、 HPNのサーモスタッドを入手、温かくなってから、交換の予定。現在は、純正を使用中
クラック箇所、エンジン左側のホース取り付け部。 U字ジョイントで上入れ、上出し、ホースの固定方法を変更したが、3回とも同じ箇所でクラック。下入れ、下出しは未実施。
- 2008/10 現在
ヘッド交換で、温度も低下したので、現在は純正オイルクーラー、HPN・サーモスタッド無し
気が向いたら、下入れ、下出し、HPN・サーモスタッドで再度、10段コアを搭載する予定
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