Deep Oil Pan 1
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- オイル容量について
- オイル経路
Spec_Data\Data\Engine\Oil_Line\Oil_Line.htmを参照してください。
- オイル容量
2V-OHV系のエンジンのオイル経路は複雑で、かつ、オイル経路は細いです。 また、オイル容量は、2.5Lです。
このオイル容量は、シリンダーの冷却条件が良いボクサー形式としても、1000ccのエンジンとしては少な過ぎると感じ、 この車両では、オイルパンを深い形式にして、オイル容量を3.5Lにしています。
ただし、データのページを参照していただきたいのですが、油圧が高いので、冷間時、ならびに、 始動直後は、2,000rpm以下を維持すべきです。特にオイル温度が低い場合に油圧は高いです。 冬期には注意が必要です。 また、ノーマル・エンジンでは、オイル容量の増量、オイルクーラーの大型化の
いずれも不要と思われます。 (データのページを参照してください)
なお、R100RS/R100・モノサス系では、エンジンがチンチンでも、オイルクーラーの温度は低い
場合があるようです。(教えていただいた) 従って、これらの車両では、手で触って、温度の感触を知るのであれば、シリンダーとか、ヘッドであり、オイルクーラーのコアでのオイル温度は信用できない様です。 R100R/R100GSでは、エンジンがチンチンなら、オイルクーラーもチンチンとなります。
R100RS系では、オイル交換後、サーモスタッドのエア抜きがされていない場合には、サーモスタッドが本来の温度では、開かないので、オイルクーラーにオイルが回っていないそうです。時間が経てば回るのでしょう。(R100RSは所有していないので憶測での記述です。)
R100R/R100GSにはサーモスタッドは装着されていません。
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