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  •  マフラー、エキゾーストの交換

     現在は、motobinsのステンレス・エキゾースト(オカメの前の連結管なし)、ステンレス・Y管、標準のサイレンサーです。 R100RのサイレンサーはK1/K100-4V/K100RS と同じです。 結構、抜けは良いです。
     カタログ品としての社外品のマフラーで、現在、新品が入手できるのは、以下のとおりです。
    スーパートラップ社のステンレス・エキゾーストは音も良いのですが、残念ながら、生産中止です。
     なお、国内のマフラー・メーカー、あるいは、オートバイ・SHOPにて、カスタムのマフラーを作成する場合には、いか様なエキゾースト、マフラー(サイレンサー)でも作成できるのはいうまでもありません。また、標準のエキゾーストにテルミーニョ等のマフラーへの接続部を作成して、排気系を構成することも可能です。
     エキゾーストの取り回し、左右の連結、集合部の角度、サイレンサー本体の構造とか、を形状とか、排気効率、とか、排気脈動とかを吟味し始めると際限がないので、センタースタンドを使用、最低地上高を変更しない、方向で選択しています。
     ちなみに、2000年以降は排ガス規制の対象となり、キャタライザーつきのサイレンサーを交換した場合には、認証機関での証明書が必要みたいです。 新しいオートバイは面倒とも言います。
     
    注意 売元は、「取り扱っている」「販売している」という意味で、いわゆる「総代理店」とかであるかは知りません。 また、販売元の全てを網羅しているものではありません。
     
    . 2000年以降の車両は、継続車検において騒音測定を実施しています。 2000年以前に新規登録された車両の近接排気騒音は、99ホンat ( 最高回転数 * 0.75 ) rpm が規制値 。 排気の方向は30°以内なので、スーパトラップは対応したバッフルに変更する必要があります。  

      
      

  •  R100R

    メーカー マフラー エキゾースト 販売元 説明
    REMUS  O  X 動研 チタン、カーボン、アルミあり、直管に近いタイプもあり
    SASAKI  O  X ササキ・スポーツ カタログでは、R100GS用だがダウンマフラー、国内
    HPN     O  X 動研、HPN カタログではR100GS用
    Motobins



     
     X   ○ Motobins Y管(弁当箱を置き換え) 連結の角度は、90度以上

    エキゾースト・パイプ オカメの前の連結なし

    Staintune     O   X 羽田ホンダ ステンレス
    フラット  O   ? フラット フラットのオリジナル・マフラー
    不明     O   X 国内  メーカー不明です。 ¥60,000-ぐらいです。

     Motibinsのエキゾーストはオカメの前の連結はありません。 しかしながら、トルクの不足等は発生していません。 (注意:3,000rpm〜3,500rpmで回転上昇が鈍い領域が発生していますが、エキゾースト・パイプが原因かどうか調べていません) なお、連結管は素通しであり、径は絞られていません。
     MotobinsのY管は、左右のエキゾーストが90度で連結されています。 排気干渉を考えた場合にはどうなんでしょう? 40度以内で、平行に近い角度で連結した場合、どうなるのでしょう?   て考えることもありますが、出口付近で平行にすると、純正のメインスタンドが使用できないので、現在の形状になってしまったの でしょう。 (注意:3,000rpm〜3,500rpmで回転上昇が鈍い領域が発生していますが、エキゾースト・パイプが原因かどうか調べていません)

     オートバイの吸気排気系は車体寸法からくる制限で、妥協の産物となるでしょう。 パフォーマンスを求めるて行くと、例えば、燃焼室の状態を最適にするなら、吸気はHONDA/GL100/GL1800系のように垂直にするのが利に適っているが、この場合には排気系で充分なエキゾースト長の確保が困難となる、現状のままで、吸気系を最適にするなら、キャブを「ハ」の字にして、外側に振っる方が吸気効率は良いがエアクリーナーは搭載できず、パワ−フィルターの使用となり、場合によっては、ピストン・シリンダーの寿命を短じめてしまう。現状のキャブ配置で効率を上げるなら、できれば、エアクリーナーの容量は5Lぐらいは欲しいが、設置する場所が無い(R100R-Roadster系なら、工具箱を連結して、拡張する方法もあるでしょう)。 現在のバルブ配置のままで排気系の効率を上げるなら、エンジン前側の出っ張りを増やすか、オイルパン下を通して、エキゾースト長を延長、集合部の角度を40度以下にする方法もあるが、最低地上高が低減するし、メインスタンドの撤去が必要になる。自分の用途に合わせて、どこかで妥協するのが、公道走行のオートバイの答えだと思っています。 私は、メインスタンドの使用、最低地上高の確保(オイルパンを嵩上げしているので、30mm低い)を条件にしたので、現在の排気系を選択しています。

     

  •  排気干渉に関するメモ

     エキゾーソトを連結させた場合には、ある気筒の排気により、他方の気筒側のエキゾーソトが負圧になるので、排気をスムーズできるっというのが、排気干渉による集合マフラーです。この為には、等長配管、180度の気筒同士を連結する必要があります。 スバルの旧型レガシィ、インプレッサなどでは、左右のエキゾーストが等長配管ではなかった為、3度目の排気干渉が発生して「ボッボッボッボッ」という独特の排気音となっていました。 昔は鋳物でエキゾーストを作成していたので、技術、コスト的に等長配管にできなかったのが、ステンレスの曲げ加工技術(コスト面)での向上で、ステンレス管のエキゾーストになり、独特の排気音が無くなり、低回転域が向上しています。

     2008現在のMoto-GPでは、1気筒-1サイレンサーが多くなっています。何故か? 並列4、5気筒で同爆になっているので、排気干渉を行うにはエキゾースト、マフラーが複雑になるので、集合をしていないようです。 V型90度のDucatiでは、同一バンクの2気筒が同爆です。連結部以降のエキゾーストは90度の前後バンクの排気が集合部以降で干渉しないためなのか、異様に太い管径 なのが印象的です。 

     並列4気筒の集合方法では、4-2-1、4-1に2種類がありますが、いずれの場合でも、180度の爆発間隔に気筒同士を集合しています。 内部では、2つの気筒がペアで集合されて、他のエキゾーストとか隔壁で隔離されています。
     並列4気筒の場合には、SUZUKIの4気筒など、排気ポートの直近のエキゾーソト部にチャンバーが設置されているモデルがあります。エキゾーソト部にはΦ10mm程度の穴が開けれれています。 動作は良くわかりません。BMWのオカメ前のパイプは直結されているだけです。

     SRX600用ヨシムラ・サンバー・マフラーはBMWと同じ様な弁当箱(膨張室)がついてました。初期型は隔壁で2室に分かれており、後期方は隔壁無しの1室、パイプは内部で別の方向(入りが左側に振られているなら、出は右振り、内部へのパイプの突き出し量は不明)が違っていました。容量は6L(排気量の10倍)程度らしいです。 この膨張室により排気干渉により、背圧を掛けているとのことでした。BMWの弁当箱は内部に隔壁があり、複数の部屋に分かれている様です。
     
     SRX600のヨシムラ・サンバーを装着すると、トルクの上昇、最高回転数の上昇があるそうですが、BMWの弁当箱を撤去した場合には、低回転域でトルクが痩せることはありませんでした。 


    注意:3,000rpm〜3,500rpmで回転数の上昇が鈍いのは、FCR装着後であり、それまでは、エキゾースト、Y管の装着はStep by Stepで実施しているので、これらの問題では無いと考えています。
    しかしながら、FCR+ノーマル・エキゾーすと+弁当箱での動作検証は実施していないのは事実です。 

     

  •  R100RS/R100/R80(モノサス)

    メーカー マフラー エキゾースト 販売元 説明
    スーパートラップ  O  X    
    SITO  X  X Motobins, Siebenrock 2本サス用だけです
    Motobins  X  O   ステンレス、オカメの前の連結なし、
    H管(弁当箱を置き換え)もあり(別製品)

    現在は、新品が入手できないマフラーは、以下のとおりです。
    1、スーパートラップ社製 フル・エキゾースト(R100RS/R100/R80:モノサス)
        エキゾースト、マフラーのセット、ステンレス薄管製、左右独立配管、
    2、ルフトマイスター製 スリップオンマフラー(R100RS/R100/R80:モノサス)
        STD と Sports の2種類があるらしいです。

 

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